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100年で人口は半減…そう遠くない未来、中国で出稼ぎ日本人が爆増する

日本人が中国へ出稼ぎにいく未来

しかし、お隣中国の存在を加味すると、日本の人口減少の本格化が懸念事項の可能性を帯びてきます。

現在は日本で多くの「外国人」がコンビニ店員などの労働力になっています。とりわけ、中国人は全体の3割を占めます。経済学者の野口悠紀雄氏によると、今後一人あたりの豊かさが日中逆転することで、人の流れも逆転する可能性があるというのです。

現在のところ、日本に来ている労働を目的として来日する外国人は、自国より豊かな経済力、労働市場における就労機会にメリット感じて来日をしていると推測されます。しかしながら、このまま日本が少子高齢化を続けて、大きな労働生産性の高まりが実現できず、一方で中国の経済成長が続いて一人あたりの豊かさで追い抜かれたとき、今とは逆に日本人が中国へ出稼ぎにいくという未来が来る可能性があるというのです。

中国のIT大手初任給の高さと消える有能人材

中国のIT大手・ファーウェイやテンセントの初任給は、すでに日本の大卒初任給を超えています。日本国内より魅力的な企業が中国に登場し、ビジネスチャンスが増えることで日本の有能な人材が中国へ就労機会を求めるトレンドが本格化すると、優秀な人材が国外に流出する懸念が高まります。そうなると、今以上に中国という国の政治や経済状況の一挙手一投足に振り回されることになります。

人口減少を利用して、労働生産性を高め一人あたりの豊かさを高めるか? それとも優秀な人材が海外に流出するリスクにさられるか? 日本人の真価が問われます。

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