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裁判長の最後の質問に勇一郎は胸を張り……

「勇一郎が涙する姿に、検察官が『泣くところではない』と突っ込む場面もあった。裁判長が最後の質問で『あなたの話はイメージがつかないようなところがある。本当のことを話しているんですか』と尋ねると、勇一郎は胸を張るようにして『話しています』と主張していた」(前出・記者)

 同日は児相などの対応を検証していた県の第三者委員会の委員長も傍聴。閉廷後、「様々な証言を、自ら否定する形を最後まで貫いた。大変な人だな」と感想を述べ、こうした親にどう対応するかを課題に挙げた。

 判決の見通しについて、司法関係者が語る。

「弁護側は日常的に暴行していた訳じゃないとしていますが、証人と被告の証言のズレは埋まらず、心証はよくない。裁判員裁判では虐待は厳しく罰せられる傾向にあり、18年の目黒女児虐待事件と同様、10年以上の実刑と思われます」

 判決は3月19日に言い渡される予定だ。

2020年上半期「裁判部門」BEST5 結果一覧

1位:「うわーん、うわーん」心愛さん号泣動画に女性裁判員が泣き出し一時休廷 そのとき父親は……
2位:「レクサス」はなぜ暴走したのか――元特捜検察のエースvs.トヨタ 真っ向から対立する言い分
3位:13歳少女が飛び降り自殺 残されたのは「みんな呪ってやる」のメッセージだった
4位:心愛ちゃん裁判「どうすれば亡くならなかった?」の質問に「虐待父」のあきれた答え
5位:19歳の娘へ性虐待の実父「逆転有罪」に 地裁の「無罪」で明るみに出た、現行法の問題点

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