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岡江久美子さん 亡くなる直前に飲んだ1杯の「ブラッディマリー」

「岡江さんはオープンした時からの常連。今でもドアが開いて『オッス!』とひょっこり現れるんじゃないかと思ってしまう。まだ死を受け入れられません」

 女優・岡江久美子(享年63)が20年間、足しげく通った東京・自由が丘にあるウォッカバーTaro's Style。バーテンダーのTAROさんが岡江を悼む。

乳ガンの治療も受けていた ©文藝春秋

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葬儀や納骨はいまだ行えず

 岡江は4月23日、新型コロナによる肺炎で急逝した。6月中旬から、夫の大和田獏(69)と一人娘の大和田美帆(36)は、レギュラー番組に復帰している。

 二人の所属事務所「スタッフ・アップグループ」代表取締役の戸張立美氏が明かす。

「獏ちゃんの仕事関係者に『四十九日が過ぎるまでは休ませてください』と申し入れていました。美帆ちゃんの方が気丈で『お父さんが心配』と言っている。獏ちゃんは『まだ心の整理ができない』と口にしながらも、目の前の仕事になんとか邁進しようとしています。ゆくゆくはドラマの仕事も受けたいと思っています」

 コロナの感染拡大が収まらない中、葬儀や納骨をいまだ行えずにいるという。

「今も自宅に岡江さんの骨があるそうです。彼女の誕生日の8月23日にお別れ会を開こうと思ったんですが、このコロナ禍では3密を避けられず断念しました。獏ちゃんに取材の依頼を多くいただいていますが、本人は『まだできない』と言っている」(同前)