昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

source : 週刊文春WOMAN 2019夏号

genre : ライフ, ライフスタイル, 政治

女性の視点はすごく必要

——安倍内閣には女性の政治家が一人しかいません。候補者男女均等法ができて初めての国政選挙だった参院選では、自民党は女性候補の割合が15%と少ないままでした。

 女性に選挙に出てもらう仕組みを作っていかないといけませんね。女性の視点はすごく必要です。例えば「なるほど」と思ったのは、国内での乳児用液体ミルクの販売です。最近まで国内では販売基準がなかったわけですが、災害時に粉ミルクを作る水がなくなってしまう、と。私には気が付かない視点でした。

——「令和おじさん」として知名度も上がり、総理候補ナンバーワンと言われています。ポスト安倍を狙うお考えはありますか。

菅 知名度が異常なぐらい上がってビックリしています。何か恥ずかしくてしょうがない。正直「おじさん」と呼ばれるのはピンとこないですね(笑)。ポスト安倍については、皆さん話題にしたがりますが、安倍政権が3期目に入ったばかりですから、いま掲げていることをしっかりやっていくだけです。

——「令和」発表の際の青色のネクタイは真理子夫人が選ばれたそうですね。

菅 まあ、苦労かけてますしね。普段は記者会見などでテレビに出る機会も多いので、支援者の方々から会見でぜひ着けてほしいとお贈りいただいたものなどを着けていますが、元号発表の時くらいは女房に選んでもらおうと。たくさんネクタイを買ってきて、「ああでもない」「こうでもない」と私の胸に当てて迷っていましたね。「好きなやつにしたら」と言いましたが(笑)。

——ご夫婦で会話があったようで良かったです。

 

photographs:Takuya Sugiyama

菅 義偉

Yoshihide Suga

1948年12月6日、秋田県雄勝郡秋ノ宮村に農家の長男として生まれる。法政大学法学部卒。衆議院議員秘書、横浜市会議員を経て、96年、衆議院議員選挙に初当選。総務大臣などを歴任し、2012年12月より内閣官房長官を務める。

菅官房長官年表

1948年(昭和23年)12月6日

秋田県雄勝郡秋ノ宮村(現・湯沢市)の農家の長男として生まれる。父・和三郎は満州から引き揚げ後、「これからは米だけでは食べていけない」といちご栽培を始め、後に「秋の宮いちご」としてブランド化に成功する。母・タツは元教員。高校教師を務めた姉2人と弟の4人きょうだい。

1964年4月

雄勝町立秋ノ宮小学校、雄勝町立秋ノ宮中学校を経て、秋田県立湯沢高等学校に進学。

1967年

上京し、高校の就職課に紹介してもらった

板橋区の段ボール工場で働くが、数カ月で退職。

アルバイト生活に入る。

1969年4月

法政大学法学部政治学科に入学。

1973年4月

電気通信設備の点検を主な事業とする

「建電設備株式会社」に入社。

1975年

自由民主党所属(神奈川1区選出)の

衆議院議員小此木彦三郎の秘書となる。

1983年

小此木彦三郎が第二次中曽根内閣に

通商産業大臣として初入閣。

大臣秘書官に抜擢される。

1987年

横浜市会議員選挙に出馬し、初当選。2期務める。

1996年

第41回衆議院議員選挙に神奈川2区から自由民主党公認で出馬し、初当選。

以後、自民党副幹事長、総務副大臣、総務大臣(ふるさと納税を創設)、内閣府特命担当大臣(地方分権改革)、郵政民営化担当大臣、自民党幹事長代行などを歴任。

2012年12月

第二次安倍内閣発足時より内閣官房長官を務める。

(2016年7月7日に在職期間1290日となり、歴代1位の在職日数を記録)

2019年4月1日

新元号「令和」を発表。

週刊文春WOMAN vol.6 (2020夏号)

 

文藝春秋

2020年6月22日 発売

この記事の写真(4枚)

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春WOMANをフォロー