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客がソープ嬢を撮影したことが発端……「角海老」を“売春”で摘発 何があったのか?

“野暮”な捜査といっては言い過ぎか。警視庁保安課が売春防止法違反(場所提供業)の疑いで、老舗ソープランド「角海老」グループの「亀有角えび店」(東京都葛飾区)責任者の坂口敏(48)、店長の坂本大輔(39)両容疑者と従業員3人の計5人を8月26日までに逮捕したのだ。警視庁担当記者の話。

「逮捕容疑は6月20日、ソープ嬢が売春すると知りながら場所を提供した、というものですが、一度でもソープに入ったことがある男性なら背筋が寒くなったでしょう。ソープは正式には『個室付き特殊浴場』といい、あくまで有料で風呂を提供する場所で、『個室内で出会った男女がたまたま恋愛感情を抱いてベッドに入っただけ』というグレーなシステム。店は売春を関知していないという建前ですが、もし性行為ができなかったら、今度は詐欺になりかねない業態です」

売春現場となった「亀有角えび店」(ANNより)

 確かに売春は御法度だが、警察当局が“ソープランド撲滅”に動いたのかといえば、そうでもないようだ。

「今回は客がソープ嬢を撮影したというトラブルがあり、店が介入した際に恐喝などの違法行為があったようで、客自らが通報したことが発端。なので、すぐに他のソープにも捜査が入る、というわけではなさそうです」(捜査関係者)