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摘発の目的は何だったのか?

 GHQが1946年に公娼廃止指令を出して以降、性風俗業は「赤線」として存続を試みたが、反対運動もあって58年に売春防止法が施行。紆余曲折を経て、脱法的なソープが誕生した。ただ、売防法が禁じるのは売春の斡旋や場所の提供などの商売で、売春した本人と相手方には罰則はない。

「“三店方式”で景品への交換を一度通して玉を換金するパチンコが賭博に当たらないのと同様、ソープも売春にあたらない、というのが世間の“暗黙の了解”です」(前出・記者)

 とはいえ、実はソープはこれまでに何度も摘発を受けている。2012年には2年半で約100億円を売り上げていたソープ経営者が逮捕され、13年には在日韓国人系の財界人が実質経営者として挙げられた。今回、対象となった角海老グループの創業者にしても複数の逮捕歴があり、直近では09年に逮捕されていた。

「風俗店を管轄する保安課はソープの実態について百も承知で基本的に逮捕はしません。ですが、目に余るやりすぎ行為があった場合は“見せしめ”のために摘発する。角海老創業者を逮捕したときは、無届けの風俗案内所を始めており、警察が手を焼いていたことが背景にあった。今回は客への恐喝に加え、過去の『前歴』も考慮されたとみていいでしょう」(同前)

 店の責任者は「店の営業方針としてやっていた」などと供述。だが今後、方針転換することはないだろう。

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