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連載シネマチャート

近所のカッコいいショップに入り浸ったあの“青春” 90年代を映し出す「mid90s ミッドナインティーズ」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は、兄イアン(ルーカス・ヘッジズ)と母ダブニー(キャサリン・ウォーターストン)と3人で暮らしている。ある日、スティーヴィーは近所のスケートボード・ショップを訪れ、店主のレイ(ナケル・スミス)や常連客の、格好良さと自由な生き方に憧れ、店に入り浸るようになる。そして、スケートパークやパーティーに繰り出して、楽しそうに振る舞う仲間たちが、それぞれに問題を抱えていることを理解していく。

〈解説〉

アカデミー賞助演男優賞に2度ノミネートされた俳優のジョナ・ヒルが、自身の10代の思い出をベースにした脚本で監督デビュー。少年のひと夏を切り取る青春映画。85分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆スケートボードと音楽を核にした90年代ノスタルジー。上映時間85分というのは適切だが、ドラマとしては、やや物足りない。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆「あの時君は」の器を借りつつ、感傷に流れることなく90年代LAをハグしたタイムカプセル。ナケル・スミスがクールだ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆スケートボードを体の一部のように操る少年たちが色っぽい。熱い心を開く場面と、母親ダブニーの格好良さに痺れた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★★切り離せぬ個と時代。青春の追憶と血肉化された世界像。選曲のリアルさも含めて真に『アメリカン・グラフィティ』的。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★初監督ジョナ・ヒルの魂。スケッチをするように描かれた映像のそれぞれ。永遠の青春が路上に乗ってじわじわくる。感涙。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『mid90s ミッドナインティーズ』(米)
9月4日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
http://www.transformer.co.jp/m/mid90s/

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