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「福田さんは2004年、オスカーの社をあげたオーディションである『第10回全日本国民的美少女コンテスト』で演技部門賞を受賞。同年に放送されたテレビドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)では生徒の麻田玲子役として女優デビューを果たしました。

 2005年には、同じ事務所の上戸彩さん(35)が主演したドラマ『アタックNo.1』(テレビ朝日系)の主題歌『アタックNo.1 2005』を歌い、CDデビューもしています。2007年のドラマ『ライフ』(フジテレビ系)では、ヒロインをいじめる安西愛海役が見事にハマった。残酷ないじめっ子を演じた福田さんは、才能ある若手女優として注目を浴びました」(テレビ局関係者)

共演した北乃きいと福田沙紀(2007年、ドラマ「ライフ」の制作発表) ©時事通信社

“事務所総出”でのゴリ押し映画でつまずいた

 事務所の期待にこたえ、スターへの階段を順調に駆け上がっていった福田。バラエティでも「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)に出演し、明るく元気なおバカキャラで人気を博した。だが、デビュー4年目、まだ18歳だった2008年に主演を務めた映画「櫻の園」で、自身も作品も大クラッシュしてしまった。

「『櫻の園』は、当時のオスカー社長だった古賀誠一氏(現会長)自らが『制作総指揮』のポジションに座り、オスカーが全社をあげて制作した作品です。とにかく力の入った作品だった。出演女優も、武井咲(26)や特別出演枠で米倉涼子(45)、菊川怜(42)、上戸彩など、事務所のカンバン女優がずらずらと名を連ねた。まさに“事務所総出”でのゴリ押しでした。

米倉涼子 ©時事通信社
上戸彩 ©文藝春秋

 

 しかし、興行収入は公開から28日間の速報でわずか3900万円ほどと、空前の大コケ作品となってしまった。150館規模で公開をしてしまったので、各映画館のフィルム代も賄えないくらいの大赤字になりました。映画館の中には、オープン以来最低の数字だったという映画館もありました。それによって福田さんは業界的に“大コケ女優”の烙印を押されてしまったのです」(映画業界関係者)

映画「櫻の園」DVD

 その後、福田の活躍は見る見る減っていき、ついには“干され女優”とも呼ばれるようになる。制作陣からお声がかからなくなった理由は、身勝手過ぎる福田の性格にもあったようだ。映画関係者が明かす。