日本人への“忖度”はゼロ…都内で本格マレーシア料理が食べられる8名店

　海外旅行が恋しい人のために、マレーシア通の古川音さんが、現地の味そのままの絶品マレーシア弁当6品と、テイクアウト料理5品をご紹介します。目と舌と鼻でマレーシア旅気分を堪能して！

自家製サンバルでご飯がすすむ！

◆マレー・アジアン・クイジーン 渋谷店「ナシレマッ」

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　サンバル(写真、右奥)とは、唐辛子や玉ねぎなどで作るマレーシア料理に必須の辛味ダレ。この店のサンバルは、発酵海老ペーストを加えた香りの強いタイプで、ちょっとなめただけでも食欲増進！

　そして、パッと見、ただの白いご飯ですが、食べてみれば、ココナッツミルクで炊かれたご飯「ナシレマッ」は、甘い香りにうっとり。辛いサンバルとの相性も抜群です。

　スパイスとココナッツミルクで煮込んだチキンルンダン付きでボリュームも〇。

　ピーナッツもチキンもサンバルも、全部ご飯に混ぜてどうぞ。

漢方パワーで疲労回復！

◆A1肉骨茶「バクテー」

　にんにくと漢方スープで骨付きのスペアリブをことこと煮込んだスタミナ料理「バクテー」弁当。中国スパイスこと漢方パワーで、疲労回復に効果があるそう。

　ここは日本で唯一、マレーシアの漢方メーカー「A1(エーワン)社」と提携している店で、豚肉の旨みがたっぷり染みでたスープは、ごくごく飲みたい滋味深さ。

　さらに、このスープをご飯にかければ、絶品バクテー雑炊の完成です。ガツン系の刻みにんにくと唐辛子醤油の2種の薬味が付いてくるので、お好みで豚肉に付けて召し上がれ。