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「石井代表」が確定した公明党 「未来の代表」は東大卒41歳

石井氏は次期代表含みで幹事長に ©共同通信社

 公明党の山口那津男代表(68)が9月27日の党大会で7選された。1年以内に行われる衆院選と来夏の東京都議選を見据え、広告塔たる山口氏の続投は既定路線。むしろメディアが書き立てたのは斉藤鉄夫幹事長の後任に石井啓一幹事長代行(62)を据えたこと。

「東大から建設技官を経て政界入りした石井氏は、長らく『プリンス』と呼ばれ、将来の代表候補とされているが、他の政治家や官僚との付き合いが悪く、いかんせん地味。だが昨秋、国交大臣退任後に幹事長代行になって党務で経験を積み、今回は満を持して幹事長に就いた。山口代表が任期満了となる2年後の代表就任のための布石でしょう」(政治部記者)

 世代交代の流れが加速するのは確実だ。他のベテランでも、安倍晋三前首相と関係が深かった太田昭宏前代表や、山口体制下で長く幹事長を務めた井上義久副代表が次期衆院選に立候補せず、引退する見通しだ。「こうした世代交代は短期的な視点に過ぎません。長期的にはより大きな地殻変動が起きている。9月24日の党中央幹事会で決まった次期衆院選の比例代表候補の中に、将来の公明党を担うと注目される人物がいる」と指摘するのは創価学会ウォッチャーだ。