昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

染谷将太28歳が発する「才能オーラ」がすごい…大河「麒麟がくる」異色の信長で注目

 放送再開から1カ月が経ったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。主人公の明智光秀(長谷川博己・43)が織田信長の家臣となったが、そこで俄然注目されているのが信長を演じる染谷将太(28)だ。

ジャッキー・チェンの作品で映画好きに ©共同通信社

 織田信長といえば歴史ドラマ屈指の大役。大河ドラマでも杉良太郎、高橋英樹、役所広司、市川海老蔵など大物が演じてきた。

「“染谷信長”が実弟の信勝を死に追いやる際の狂気の表情は秀逸で、怖さを感じさせる怪演だった。ルックスは信長らしくない童顔だが、そのギャップが番組の狙いとする『ピュアな信長像』に近い」(放送記者)

 自身も「新しい信長を演じられる喜びと責任を感じる」と語っていた染谷。大河出演は03年の「武蔵 MUSASHI」に始まり、既に4本目だ。

「7歳で役者の世界に入り、映画初出演は9歳という子役出身。高校時代は短編の自主制作映画を作っていたという映像マニアでもある」(芸能デスク)

 19歳の時に園子温監督の「ヒミズ」で、父親を殺す中学生の揺れ動く内面を表現し、共演の二階堂ふみ(26)と共にヴェネツィア映画祭で新人賞を受賞した早熟ぶり。主戦場は映画で、「空海―KU-KAI―」(17年)、「最初の晩餐」(19年)など主演作も多い。