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望月氏に話を聞くと……

 ところが以後まったく制作側から連絡はなく、9月15日の発表数日前に急に河村氏から赤木さんにメールで「あくまでもフィクション」なのでタイトルも『新聞記者』のまま、赤木さん側の要望は聞き入れずに作る旨が一方的に宣告された。

 相澤氏が語る。

「会いたいと言ってきて、話し合いを重ねた挙句、折り合えないとなると、『フィクションだから勝手にやる』と言うのはあまりに乱暴で不誠実。フィクションなら最初から打ち合わせの必要もなければ、脚本を見せる、墓参りをする、などの約束の必要もなかったはずです」

 これでは、望月記者らしき人物を米倉が演じる『新聞記者』のために赤木さんの事件を都合よく利用したくて近づいた、と言われても仕方あるまい。

望月氏

 望月氏に聞くと書面で「作品の内容は知りません。雅子さんのご要望は河村氏に伝えてきました」などと回答。河村氏に聞いた。

――赤木さん側のご理解を得られた?

「既にメールを赤木さんにしっかり出していますから」

 これが立派な「新聞記者」のやり方?

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