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特集文春マルシェ

101億円の借金を抱えた隠岐の「海士町」 “挑戦したい人”が移住する町になるまで

文春マルシェ「美味随筆」〜お取り寄せの愉しみ#2  旅体験を、おうちで〜

2020/10/11

成功のカギは「チャレンジしたい人」を求めたこと

 実際、都会のようにコンビニもないしモールもないが、挑戦したい人を求めていて、みんな地域のために努力している。廃校になる寸前の学校を立て直すため企画された本州から船で渡る「島留学」は、定員オーバーになったという。“メチャクチャキツイよ”というキャッチフレーズで、漁業の定置網の仕事を募集したところ元教師が移住してきていたりする。

 今は物質主義が限界に達して、本当の幸せを考え直す時期。ライフスタイルに共感する場所を探し移住するのも一つの方法と開き直り、定住はしてくれなくてもいいから、チャレンジしたい人に来て欲しい、と打ち出したところに成功のカギがある。

 以前は、東京は最先端で、海士町は最後尾だった。だけどここ数年、無いものが無いのが良いとか、もっと物質至上主義から精神的なものに変わっている。実際に最後尾は最先端になれるチャンスがある、ということ。

 冬が一番美味しい時期で肉厚で肝にも脂がのった旨みを感じる寒シマメ(スルメイカ)。これを前出のCASを使って素材本来の旨み・香り・みずみずしさを味わえるようにした、名物「隠岐の寒シマメ肝醤油漬け」を、海士町の歴史、未来、人々、文化を感じながら、ご飯にたっぷり載せていただく。これぞコロナ時代の新しい体験ではないだろうか。

INFORMATION

文春マルシェ 文藝春秋の公式お取り寄せ
https://shop.bunshun.jp/store/

文藝春秋が、その「取材力」「編集力」を発揮して、食の通販サイトを始めます。
生産者やシェフ、仲買人など食の世界のプロとコミュニケーションをとり、ときには商品開発にも関わり、産地や素材や鮮度、調理法にこだわった品々をすべて試食してセレクト。
「これってニュースだね!」と会話が弾むような、喜びと驚き、そしてとびきりの美味しさをお届けします。ぜひお立ち寄りください。

本エッセイで触れられている商品

隠岐の寒シマメ肝醤油漬け 6袋

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