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安倍晋三がかばう“炎上の女王”  杉田水脈はそもそもどこからやって来たのか?

杉田氏の謝罪と議員辞職を求めるウェブ署名は13万筆を超えた ©共同通信社

 自らの発言をめぐり、10月1日にブログで謝罪した自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(53)。9月25日の党の会議で女性への性犯罪が議題となる中「女性はいくらでも嘘をつける」と被害者を愚弄する発言をしたのだ。複数の出席者の証言として報じられたが、本人は発言を一旦否定。同30日、下村博文政調会長から口頭注意を受けると記者団に「ブログでしっかりと書きたい」と言って去り、翌日、一転してブログで発言を認めたのだ。

 同性カップルを念頭に「生産性がない」と月刊誌に寄稿し休刊に至らしめるなど、右派的言動で“炎上商法”を展開してきた杉田氏とはどんな人物なのか。

 鳥取大を卒業後、住宅メーカーや兵庫県西宮市役所勤務を経て2010年、みんなの党の兵庫六区支部長に就任。当時の関係者は「女性候補を探していた渡辺喜美代表が、白羽の矢を立てた。まだ右翼っぽい言動はなく、『渡辺代表に了解もらってますから~』と突然やってきた」と語る。日本維新の会に鞍替えし、12年衆院選で初当選(比例復活)を果たすも、14年は落選。「落選中に右派界隈と付き合いを深め、雑誌への寄稿などで注目を集めるように」(政治部記者)。

 転機は17年。安倍晋三前首相に近いジャーナリストの櫻井よしこ氏が当時ネット番組で、「安倍さんが『杉田氏は素晴らしい』と言って」一本釣りしたと明かしている。事実、自民党の比例中国ブロックの名簿順位で優遇され当選。これまで杉田氏が問題を起こしても批判が少なかったのは“安倍一強”だったからだ。