観月ありさの“悪女”は新境地となるか?
そのひとつが、9月末に終了した連ドラ「私たちはどうかしている」(日テレ)で挑んだ“悪女”だという。
「主演ではなく、横浜流星演じる主人公の母親役。“嫁”(浜辺美波)に対する冷たい表情と厳しい口調の陰湿な“姑”を怪演し、ドラマの見所を作った」(同前)
近年の悪女役といえば、昼ドラ「牡丹と薔薇」(04年)の小沢真珠(43)や、一時期は悪女が代名詞だった高岡早紀(47)がいる。しかし実は最近、悪女は払底気味であり、観月が本格参入すれば大きな需要が見込めるという。たしかに菜々緒(31)のように悪女イメージで頭角を現しても、主演に格上げすれば正統派に転身するのが普通だ。
「観月のように主演から悪女は“逆コース”であり、格落ち感は否めないが、私生活では15年に建設関連会社社長と結婚し安泰だし、本人にはギネス記録へのこだわりもないといわれる。割り切って脇に回れば、悪女でも鳴らした故・野際陽子のような大女優への道も開ける。『半沢直樹』(TBS)でヒステリックな副社長役が好評だった南野陽子(53)もしかり、今後悪女路線への参入が増えてきそう」(民放ドラマ制作関係者)
すでに悪女に“同化している”。
