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「夜中1時に起きて4時間もヨガっていれば…」片岡鶴太郎65歳はなぜ俳優として“出世”したのか

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、室町幕府政所頭人・摂津晴門を演じる片岡鶴太郎(65)の不気味な悪役ぶりが評判だ。

「片岡は1991年の『太平記』に始まり6作目の大河出演。朝ドラにも4作出演した、隠れた“NHK御用達俳優”。摂津は、策略を駆使して明智光秀(長谷川博己・43)をいじめるニヒルな悪人です」(放送記者)

片岡鶴太郎 ©文藝春秋

 1973年に芸人キャリアをスタート。「オレたちひょうきん族」(フジ・81年開始)で披露した近藤真彦のものまねでブレイクした片岡。

「だが、『お笑いでは(ビート)たけしさんや(明石家)さんまさんに敵わない』と、早々に芸人に見切りをつけ役者業に転身。芸人仲間からバカにされつつも、ぽっちゃりした体型と剽軽な顔を封印するためボクシングで肉体改造を試み、マッチョ体型と鋭い眼光を身に付けた」(芸能デスク)

 故・大林宣彦監督の『異人たちとの夏』(88年)での好演で、俳優人生は好転。

「同年、年2回放送の『季節はずれの海岸物語』(フジ)も始まった。片岡扮する喫茶店のマスターが、鈴木保奈美、南野陽子らヒロインに恋してはフラれる“トレンディ版寅さん”。実際、片岡は96年の渥美清の没後、『二代目寅さん候補では』と囁かれた」(同前)