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「飲んで起きると知らないケガをしていることがある」 “暴行逮捕”ハンドボール宮崎大輔容疑者の「酒癖」

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「東京五輪に向けて、もう一度基礎から体を作り直したいと思っています」

 昨年、そんな風に語っていた五輪への強い決意は偽物だったのだろうか?

2019年には長年所属していた大崎電気を退社 ©AFLO

 ハンドボール元日本代表の宮崎大輔が、知人女性に暴行を加えたとして11月2日、愛知県警に逮捕された。名古屋市内で交際相手と姉、姉の知人の4人で飲食していた際にトラブルになり、その場は収まったものの、ホテルに戻った後で交際相手の髪の毛を引っ張るなどの暴行を加えた疑いだという。

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「酔うとオラオラ系」で声も態度も大きくなる

「確かに宮崎は酒もすごく飲むし、酔うとオラオラ系というか声も態度も大きくなるタイプで言葉遣いも荒くなる。ただ、もともと酒はそんな強くないんです。いまでも古い知人と飲む時には、気を使ってかほとんどビールしか飲まない。テレビ番組に出始めるようになってから付き合いで飲むようになって、キャバクラなども含めてどんどん酒席の機会が増えていった。

 食事の席で声をかけられれば、たとえ自分の家族といてもファンと一緒になって飲んだり、奢ったりしてしまうようなキャラクター。ファンからすれば親しみやすいとも言えますが、あれだけ顔を知られている人間ですから、普段からもう少し冷静な行動がとれていればよかったのかもしれません」(ハンドボール関係者)

 宮崎は小学校3年でハンドボールを始めると、地元大分の高校を卒業後、日体大に進学。その後は大学を中退し、実業団の名門・大崎電気に入団すると、スペインリーグにも挑戦。2003年のアテネ大会予選からは4大会連続でオリンピック日本代表にも選ばれ、昨年1月の世界選手権まで日本代表に選ばれてきた。

爽やかなビジュアルで人気に ©文藝春秋

「日本ハンドボール界の先駆者として海外リーグに挑戦し、その実力で日本代表も牽引してきた。端正なルックスもありテレビ番組や広告への露出も多く、競技のファンを増やした功労者なのは間違いありませんし、関係者の中でも評価は高かった」(スポーツ紙記者)

 私生活では2005年に3歳年上の妻と結婚し、2人の子宝にも恵まれた。

 だが、そんな幸せな生活に影が差したのも、アルコールが原因だったという。