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金正恩「体重140キロ」の衝撃……好物はエメンタールチーズとドイツビール

2020/11/12
身長175センチ、36歳とされる正恩氏 ©共同通信社

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、来年一月に大元帥へ昇進する可能性があり、現在の体重は140キロに達した――。韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は、11月3日の国会情報委員会でそう報告した。

 これまで正恩氏は足りないカリスマ性を補うため、国民的な人気を誇った祖父、金日成主席のアバター(分身)になろうと努めてきた。今年10月10日に行われた軍事パレードで、正恩氏が身につけていたグレーのスーツ姿も、祖父が好んだ服装だった。

 恰幅がよかった金日成主席の体型に合わせるため、当初は積極的に増量してきた正恩氏。父の金正日総書記の死去に伴い、権力を継承した2011年末は約80キロで、翌年8月には90キロに。足を引きずる姿が確認された14年には120キロに、16年には130キロに達したという。

 太り続けたのは、国政運営に伴うストレスなどもあって、過食に歯止めがかからなかったからと見られる。

 スイスに留学経験がある金正恩氏の好物は、高カロリーで知られるエメンタールチーズとドイツビール。真夜中まで深酒することもしばしばだったようだ。

 そして18年4月に板門店で行われた南北首脳会談では、韓国の文在寅大統領と軍事境界線から韓国側の施設まで数百メートルを歩いた。正恩氏の息が切れて苦しそうに会話する音声が生中継のカメラに捉えられる事態も起きたのだった。

 ただ、国情院の説明によれば、昨年の体重は130キロ。すなわち、16年から約3年間、体重をキープしていたが、昨年から今年にかけて10キロ増えてしまったことになる。