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「実は高橋君が妻と国場氏の不倫疑惑を問題視し始めた後、西田氏は旭琉會の総長(二次団体のトップ)に依頼して、高橋君を呼び出しているのです。その総長はかつて高橋君と関わりがあった幹部のX氏に連絡を取るよう指示したのですが、それが弁明書を書いた人物です。私は高橋君側から相談を受けて、不貞訴訟で陳述書を提出しており、この弁明書も証拠として提出するために貰ったものです」

弁明書には現役暴力団幹部の実名と実印が ©文藝春秋

 高橋氏を店に呼び出した二次団体の現役幹部X氏に取材を申し入れると、重い口を開き、こう証言した。

「私は(両者を)繋いだだけです。西田さんとの話し合いの場に総長が同席したことは確かですが、総長もその後の経緯には一切かかわっていません。こちらには嘘を言う理由もないです」

 当事者である高橋氏は小誌の取材にこう答えた。

「私と国場氏側との間では、訴訟の和解内容を口外したり、第三者に資料を提供することを禁じる取り決めがあります。ただ、西田氏の件はこれには当たらないと思いますのでお話しします。確かに2年前の7月19日に西田氏と総長の3人で会って話をしました。西田氏の提案に対して、私が『本人(国場氏)も来ないし、誠意がない』と言ったら、西田氏は『本人に会わせる』と。30分ほどで話し合いは終わり、西田氏は総長の車に乗って帰っていきました」

義父の西田氏

 西田氏はどう答えるか。以下は電話での一問一答だ。

――2年前、高橋氏と旭琉會の総長と3人で会ったのか。

「それはまったくない。高橋という人は、私は知りませんわ」

 国場事務所に質問状を送ると、国場氏の代理人弁護士が書面でこう回答した。

「義父にあたる西田健次郎元県会議員に対して、選挙の応援等以外に、何らかの懸案事項の解決等を依頼することはない。(中略)社会常識に照らしましても、現役の国会議員が、指定暴力団組合員に対して、面談等を依頼するという事実はあろうはずがございません」

 2011年、沖縄県で施行された暴力団排除条例には「暴力団を利用しないこと」「暴力団と交際しないこと」と明記されている。国会議員の私的トラブル解決のため、指定暴力団幹部が介在したことが明るみにでたことで、国場政務官の説明責任を求める声が高まりそうだ。

 11月19日(木)発売の「週刊文春」では、高橋氏が呼び出された際の詳細や、その後の沖縄県警の動きなども含めて詳しく報じる。

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