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「外食代の節約10年で755万円」1億円貯めた女性が毎日食べているもの

「外食代の節約10年で755万円」1億円貯めた女性が毎日食べているもの

仕事が忙しいと外食が増えて、なかなかお金が貯まらない——。そんな悩みを抱えている人も少なくないだろう。しかし、1億円を貯めた女性は、時間に余裕がなくても、エンゲル係数を徹底的に抑える工夫をしているようだ。なぜ、そんなことが可能なのか、ファイナンシャル・プランナーの藤川太さんに聞いた。

写真=iStock.com/Krizde ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Krizde

がんばって働くほど貯まらないジレンマ

食費を節約したいとは思いつつ、なかなか実行できないのが現実。とくに仕事が忙しいと、自炊する時間も気力もなくなってしまい、つい、外食の回数が増えてしまう。

しかも、栄養バランスを考えて、「少しいいもの」を食べようと思えば、1回の予算は1000円前後になってしまうだろう。気が付けば、エンゲル係数が高くなって、なかなか貯蓄ができない。

結局、「がんばって働くほど貯蓄ができない」というジレンマに陥ってしまうわけだが、1億円貯める女性はどう解決しているのか。

ファイナンシャル・プランナーの藤川さんによると、お金持ちが外食するときに気にしているのは「予算を守ること」という。

お金持ちの外食予算は1回500円

「ランチ1回の予算は500円程度に設定している人が多いですね。日常的にランチで700円、800円を使う人はあまり見たことがありません」

600円のときがあれば400円のときもあるが、平均して500円程度に収まるようにしているという。実は藤川さん自身も、ランチ代の平均は500円。

「今日も松屋でお昼を食べましたが、ファストフードなら500円の予算で十分に満足できます。実はダイエットにもいいですよ」

外食代を節約すれば10年で755万円貯まる

ファストフードが「ダイエットにいい」とは意外だが、その理由を説明する前に、一般的に食費にどの程度のお金をかけているのか、家計事情をチェックしておこう。

【図表1】は2人以上の世帯の食費を総務省統計局「家計調査」(2019年)で見たもの。年収「500万~550万円」、「1000万~1250万円」、「1500万円以上」の世帯を抜き出しているが、エンゲル係数は20%台だ。