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2020/11/20

社長を退いても会長としてホワイトぶりをアピール

「富士そばの特徴は、店長の裁量が大きく、店舗の客層に合わせて異なるメニューを展開している点。コロナ前までは、『富士そば』の名前から外国人観光客にも人気でした」(同前)

 富士そばではBGMに演歌が流れているが、丹氏の趣味は演歌の作詞。ペンネームの「丹まさと」名義で、五木ひろしに詞を提供したこともある。かつて筆者の取材には「作詞した曲が紅白歌合戦で歌われるのが夢」とも語っていた。

©iStock.com

「丹氏は15年、80歳になったのを機に、息子・有樹氏に社長を譲っています。ただ、以降も会長として『ブラック企業は損している。ちゃんと待遇を良くすれば、みんな働く』『社員をランク付けする成果主義は絶対にやらない』とメディアで語るなど、自社のホワイトぶりをアピールしていました」(同前)

 だが今回明らかになったのは、その言葉とは裏腹の実態だ。「週刊文春」も独自に“改ざん記録”を入手(写真参照=ダイタンHDは「以前からの悪しき風習であり不適切な取扱い」などと回答)。残業代未払いは“浪花節”では済まされない。

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