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行為を拒むと女性の頭をバリカンで……性的暴行「ミスター慶応」を生んだ資産100億円一族

 元「ミスター慶応」ファイナリストの名前が再び報じられたのは、11月20日のことだった。20代の女性に性的暴行を加えたとして、元慶大生・渡邉陽太容疑者(24)と光山和希容疑者(24)が、強制性交の疑いで埼玉県警に逮捕されたのだ。

 渡邉容疑者のわいせつ関連での逮捕は実に6回目。彼の素性と一族の実態を報じた「週刊文春」2018年11月1日号の記事を公開する。なお、記事中の年齢、日付、肩書などは掲載時のまま。

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「キャンプファイヤー」と題された動画には、狂乱の夜の一光景が切り取られていた。3~4人の男たちが、泥酔して路上に横たわる一人の女性に炎を近づけ、さらに放尿を繰り返す――。

 撮影者は慶応義塾大学経済学部2年生・渡邉陽太容疑者。彼の無軌道な日常は、もはや歯止めが効かなくなっていた。

 そして12日後、事件は起きた。

渡邉容疑者(本人ツイッターより)

「酔っていて覚えていない」と供述、反省の色なし

 社会部記者が事件の顛末を解説する。

「9月29日の明け方、渡邉は横浜駅近くの雑居ビルに面識のない酩酊状態の19歳の女性を連れ込んで性的暴行。タクシーに押し込んで150メートル先の路上に移動し、降りた後、腹を蹴るなどの暴行を加えたところで現行犯逮捕されました。

 その後、準強制性交の疑いで再逮捕されましたが、本人は『酔っていて覚えていない』と供述し、まるで反省の色はないようです」

 冒頭の動画は、渡邉が友人たちに、SNSを通じて送ったもの。

「警察は現在、渡邉の携帯に残された動画の解析を行っており、今回以外にも余罪があると見て、捜査を続けています」(同前)

「ミスター慶応」で最終候補に

 渡邉が慶大に入学したのは15年だが、留年を繰り返し、現在も2年生。中性的なルックスを活かして16年、「ミスター慶応」コンテストにエントリーし最終候補の5人に残ったが、グランプリは逃している。当時の運営関係者がいう。

「彼は結果発表の翌日、『評価が公正じゃない』とツイートし、顰蹙を買っていた」