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志位氏の後継者はいるのか?

 存在感が増したきっかけは、皮肉にも、志位氏が激しく批判した「安倍一強」政治だ。野党がバラバラになるや、敵対関係だった小沢一郎氏と「野党共闘」を旗印に急接近。飲み会を重ね、小沢氏が「志位君は本当に良くやっている」と言えば、志位氏も「小沢さんは本当にすごい」と持ち上げる関係を築いた。

小沢一郎氏 ©文藝春秋

 共産党は1922年に発足した最古の政党。「ぶれない党」を標榜するが、最近は天皇制や自衛隊を事実上容認するなど、むしろ「ぶれる柔軟さ」が売りになってきた。

 一方で、党の人事は硬直が続く。志位氏の後継者が見当たらないのだ。論客の小池晃書記局長への待望論も一部にあるが、「偉そうで党職員の評判が悪い」(前出・記者)という。

「安倍政権があれだけ長く続いた最大の理由は“他にいないから”だが、志位氏も同じ。後継者育成に失敗している」(政治部デスク)

 再来年は共産党の“結党100年”。その歴史の5分の1をトップとして紡いできた志位氏の「一強体制」も、あまりに長すぎるのかもしれない。

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