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巨人、「日本シリーズでソフトバンクに8連敗」は原監督が“無策”なだけ?

 日本シリーズでソフトバンクを相手に史上初の2年連続4連敗を喫した巨人。メディアはセとパのリーグレベルの差と結論づけるが、本当にそれだけなのか。

「ソフトバンクの戦力は昨年4連敗してわかっていたはず。にもかかわらず、1勝もできなかったのは無策としか言えません。4戦合計スコアも去年が23対10、今年は26対4と悪化している」(巨人番記者)

 まずは選手起用について。

「原辰徳監督の好き嫌い起用が激しすぎる。お気に入りの亀井善行を故障明けなのに“晴れ舞台で復活”というシナリオを描き、初戦のスタメンに抜擢。無安打だったのに4戦目まで出し続けたことに象徴されている」(ベテラン記者)

“全権”監督には誰も逆らえない ©共同通信社

 さらに問題だったのは、「打撃はいいがリードに難あり」と言われる大城卓三を捕手に指名したことだ。

「大城は、内角を打たれたら外角という単純な“追っかけリード”しかできない。ソフトバンクには見抜かれており、初戦で菅野智之が打ち込まれた。これに懲りて炭谷銀仁朗に代えるかと思いきや、2、3戦目も大城……。やはりお気に入りの中島宏之を一塁で使うため、大城を捕手に回したと言われています」(同前)

 第2戦に今季5勝の今村信貴を先発させたことも、

「勝つ確率を考えれば戸郷翔征で行くべきなのに、ブルペンに回しました。どうやら2013年の星野・楽天をイメージしていたようです。感動的な日本一を達成して田中将大をメジャーに送り出し、セットアッパーとして大活躍した則本昂大が翌年からエースの座に就いた。同じプランを菅野と戸郷にと目論んでいたが、そううまくは行きませんよ」(スポーツ紙デスク)