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日本でいち早く透析を実施 患者の高齢化に伴い在宅診療を拡充

柴垣医院 自由が丘

2020/12/21

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慢性腎不全に対する透析というと、長時間ベッドに横たわった患者の姿をイメージするが、頻回な通院を必要としない腹膜透析があることをご存知だろうか。患者目線の医療サービスを提供している柴垣医院 自由が丘の柴垣圭吾院長は、「腹膜透析なら自宅で可能。患者さんの負担が大幅に軽減します」と話す。

自宅での看取りも可能になる腹膜透析

院長
柴垣 圭吾 しばがき・けいご


千葉大学医学部卒業。慶應大学病院内科、国立病院機構南横浜病院などを経て、医療法人社団明洋会理事長。総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医。


在宅診療部 医師
樋口 千恵子 ひぐち・ちえこ

北里大学医学部卒業。東京女子医科大学東医療センターを経て、2020年4月から柴垣医院自由が丘に勤務。日本腹膜透析医学会評議員、総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医。

 東京・自由が丘といえば流行の発信地であり、若者に人気の高いエリアだが、柴垣医院はこの駅前に開院して45年の歴史を持つ、透析の専門クリニックである。

「私は2代目で、先代の父が日本ではまだ血液透析が行われていなかった1960年代に渡米して、それを学び、帰国後の75年に開院しました」と院長の柴垣圭吾医師は話す。

 同院では長年にわたり、血液透析を行なってきたが、近年は腹膜透析のための在宅診療も本格化している。

「最新のデータでは血液透析を開始する平均年齢は69歳となっており、透析期間も長期化しています。そうなると、体力の低下やほかの病気の影響で通院できなくなる患者さんが増えることは間違いありません。これまでは透析専門の病院に入院する方法もありましたが、ベッド数はそう簡単に増やせませんから、行き場がなくなるかもしれない。そうした方々に自宅で行える腹膜透析は有望な選択肢になると考えます。最期はご自宅で迎えたいというご要望にも応えられます」(柴垣院長)

 このため、同院では在宅診療で腹膜透析を行う医師も増員。院長のほか、慶應大学病院血液浄化・透析センターに在籍する医師と連携しているが、さらに2020年4月には東京女子医大で腹膜透析に長年携わってきた日本腹膜透析医学会評議員の樋口千恵子医師も常勤医に加わった。

「腹膜透析の対象は腎機能が残っている患者さんなのですが、血液透析を受けてきた高齢の患者さんは残存腎機能がゼロに極めて近い。そうした方には血液透析と腹膜透析を組み合わせたハイブリッド透析を提案しています」(樋口医師)

最新の設備が整った透析室。
最新の設備が整った透析室。

フェイスブックやツイッターなどSNSも積極活用

 腹膜透析はお腹に透析液を入れておくだけなので、仕事をしたり、運動もできるほか、入浴も毎日可能だ。血液透析では行き先で医療機関を確保する必要がある旅行も、腹膜透析ならほとんど制限がない。

「在宅診療は当院から半径16キロの範囲ですので、都内なら板橋区、隣県の横浜市までをカバーしています。オンライン診療も行っており、患者さんの不安や要望に、迅速に対応していきたいと考えています」と柴垣院長。品川区戸越と大田区久が原にある2つの分院と本院をインターネットで結び、テレビ会議を実施するなど、 ITを積極的に取り入れているのも特徴といえそうだ。最近は、腹膜透析をテーマにした『おうちで透析』というホームページを立ち上げているほか、フェイスブックやツイッターなども活用している。

「全国に33万人いる透析患者さんや医療関係者に、腹膜透析の最新情報を発信していきたい。患者さんのニーズを汲み取って、その目線に立った医療サービスの充実にもつなげていきたいですね」(柴垣院長)

INFORMATION

医療法人社団明洋会 柴垣医院 自由が丘
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-13-4 シャイン自由が丘ビル2F
TEL.03-3724-0066(人工透析)
TEL.03-3724-2626(在宅医療)
https://www.shibagakinaika-cl.jp/
【Facebook】 https://www.facebook.com/shibagaki.jiyugaoka/
【youtube】 https://www.youtube.com/watch?v=hYx7x2Rzw_o

出典 : 文春ムック スーパードクターに教わる最新治療2021