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オリエンタルランドの冷淡な“最後通告”

 実は退職にあたって、ダンサーや、キャラクター(ミッキーなどに入る出演者のこと)たちが会社から署名を求められたのは「自己都合退職」であることを示す「出演者退職承認書」のみ。失業保険を申請しても、一般的に受給期間は「会社都合退職」に比べ、短くなってしまう。

「9月末に行われた退職面談で『会社都合退職にはできないのですか?』と尋ねましたが、『あくまでも選択肢がある中からご自身でお選び頂きました』とにべもなかった。その一方で、会社側が強調するのは『退職の経緯など機密情報については、許可なく漏洩するな』ということばかり。その冷淡な“最後通告”には心底失望しました」(同前)

ダンサーたちが署名した「出演者退職承認書」

 オリエンタルランドは「当社から出演者に対し退職のお願いをしたという事実はなく、事実上の退職勧奨には該当しないと認識しております」などと回答。

 前出のメガバンク幹部が指摘する。

「ディズニーの最大の売りは、ダンサーのパフォーマンスやキャラクターとの触れ合い。彼らが相次いで退職してしまっては、“夢の国”は更なる客離れを招く悪循環に陥りかねません」

 このままでは、収益改善も夢のまた夢に終わる。

2020年 ビジネス部門 BEST5

1位:月3万~4万円の収入で「辞める選択肢しかなかった」…ディズニーランド元ダンサーの失望
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