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現金、なだ万で会食、千疋屋のメロン……アキタフーズ“裏手帳”に登場する政治家の実名

「週刊文春」12月17日号で報じた鶏卵生産大手アキタフーズの“裏帳簿”と“裏手帳”。吉川貴盛元農相の現金授受疑惑を裏付ける重要証拠だが、実は他にも政治家の名前が――。

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 裏帳簿にはアキタ代表(当時)の秋田善祺氏が現金を支出したとされる日付が、裏手帳には秋田氏の日程が記されている。

「お金が支出された一両日中に、秋田氏と面会した政治家が現金を受け取ったとされます。捜査の過程で、手帳にも頻繁に登場する吉川氏の名前が浮上した。農相在任中、秋田氏は大臣室などで計500万円を手渡していました」(捜査関係者)

 裏帳簿に登場するのが、西川公也前内閣官房参与と野村哲郎参院議員。裏帳簿には〈H30 2/14 500,000 西川、野村?(ママ))〉とある一方、裏手帳にも同日の予定として〈18:00 西川・野村先生 会食(北京)〉と記されていた。「北京」は帝国ホテルの高級中華だろう。

「吉川先生」や「大島先生」の名前が/「亀井先生ご夫妻」に「千疋屋メロン大×2」

 野村氏は12月8日、面会を認め、「3月14日に平成研のパーティがありましたが、その時のパーティ券を頂戴しております」と回答。だが平成研は翌9日、秋田氏から30万円分のパーティ券購入を受けていたものの、収支報告書に記載していなかったとして、訂正している。西川氏にも12月7日、事実関係の確認を求めたが、回答はなく、8日に参与を辞任した。

「手帳はアキタの秘書が控え用に付けていたもの。面会場所、相手、日時などが細かく記され、非常に正確です」(前出・捜査関係者)