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大晦日のテレビ行脚も逆効果

「安倍一強」下では安倍晋三前首相を批判する一言居士の姿勢が世論に評価されたが、逆に党内人気は低迷し、「ポスト安倍」の座を逃した。今、内閣支持率が低落する中で菅氏のコロナ対策を批判すれば、再び世論受けを狙えるが、前回同様、党内の支持を逃す。

「大晦日のテレビ行脚は、自縄自縛に陥った石破氏の『親しみを持たれたい』との意欲の表れだろうが、逆効果。コロナ禍での政治家の役割を何と考えているのか」(政治部記者)

©文藝春秋

 一方、政治部デスクは、

「菅首相が大晦日のテレビを見ていれば『石破、恐るるに足らず』と安心したでしょう」

 菅氏の愛読書は中世イタリアの政治思想家マキャベリの『君主論』。そこには「君主は愛されるよりも恐れられよ」とあるが、笑われる対象となった石破氏はマキャベリズムとは対極にある。

 今年は総裁選も衆院選もある。菅政権がコロナ対策で舵取りを誤れば、再びキーマンとなる石破氏。総裁選5度目の挑戦で、“ガキの使い”から脱却できるか。

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