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選手にコロナ陽性者が出てもVリーグ機構は“他人事”

 今に始まった事ではないが、Vリーグ機構には決断力や統率力のあるリーダーがいない。他のスポーツにならって「プロ化」を掲げながら、一向に前に進まないのもそのためだ。

 また、昨年12月に男子のサントリーにコロナ陽性者が出て、5、6日の試合が中止となった際、サントリーからは詳細の発表があったが、Vリーグ機構からの詳しい説明は皆無だった。

「機構のサイトで中止の“事実”は掲載されたが、理由には一切触れず、サントリーのサイトのリンクが張られていただけ(笑)。まるで他人事でした」(同前)

©iStock.com

 さらに今リーグがコロナ禍に対応したレギュレーションになっているのかも疑問だ。例えば順位決定方式。

「順位は勝率ではなく勝利数で決まる。それでは万が一、リーグが途中で打ち切られた場合、その時点で消化試合数が多いチームが有利。例えば今季は女子の東レが13勝無敗の快進撃を見せていますが、仮に13勝1敗のチームがポイント(勝ち点)で上回れば、そちらが優勝してしまうのです」(スポーツライター)

 今季選手たちは「こんな時だからこそ自分たちのプレーで人々に何かを届けたい」と口々に言うが、統括する組織がこんな様子では、Vリーガーが報われない。

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