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ヴェルディ親会社がJリーグに“告発” 羽生前社長の“不正会計”報告書

 昨年末、J2・東京ヴェルディを子会社化したスポーツ用品販売大手の「ゼビオ」(福島県郡山市)。同社が公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に提出した報告書で、ヴェルディの羽生英之前社長(56)が主導した“不正会計”を指摘していることが、「週刊文春」の取材でわかった。

 羽生氏は2005年にJリーグ事務局長に就任。2010年、当時、経営難に瀕していたヴェルディの社長を兼務し、ゼビオとのスポンサー契約を締結したことで、クラブは存続の危機を脱した。

1993年の東京ヴェルディ ©文藝春秋

 ところが、大株主のゼビオと羽生氏はその後、クラブの経営方針を巡って対立。昨年12月25日、ゼビオはヴェルディを子会社するとともに、羽生氏の退任を発表した。

 Jリーグ関係者が明かす。

「子会社化にあたり、ゼビオはヴェルディへの内部監査を実施し、Jリーグに報告書を提出しました。そこには、羽生氏が主導した“不正会計”が記されていたのです」

サポーターの前で挨拶する羽生氏(テレ東NEWSより)

 ゼビオ側が問題視する一例が、経費の過剰な支出だ。 

「2019年度だけで、銀座の老舗高級クラブに20回以上通い、220万円以上を経費で落としている。この店には、お気に入りの女の子もいるそうです。ゴルフも20回以上、計120万円を経費で落としており、こうした支出は2019年度だけで約750万円に上るのです」(ヴェルディ関係者)

ゼビオ(売上高約408億円)が親会社に(HPより)

 羽生氏に事実関係の確認を求めたところ、代理人を通じて以下のように回答した。

「(経費支出に関して)羽生氏は、東京ヴェルディの事業活動のため、東京ヴェルディが許容した経費しか用いておりません」

 一方、ヴェルディは以下のように回答した。

「現在、当社に対する詳細な監査作業が進んでいる最中ですので、具体的なコメントは控えさせていただきますが、監査の結果、当社として対応すべき事象が確認された場合は、適切に対応をしていく所存です」

羽生氏辞任のリリース(ヴェルディHPより)

 だが、ゼビオ側が指摘する羽生氏の“不正会計”はこれだけに留まらないという。

 1月28日(木)発売の「週刊文春」では、ゼビオと羽生氏が対立してきた経緯や、Jリーグへの報告書に記されたスポンサー料の還流や架空循環取引などの問題、“不正会計”に対する専門家の見解などについて報じている。

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