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11のベッドルーム、映画館、カジノ……プーチンの宮殿と愛人の存在 “最大のタブー”が暴露されたワケ

2021/02/02

「プーチン大統領のための宮殿」の存在を暴露した動画が1月19日に、YouTubeで公開された。2時間弱と長尺ながら、再生回数は7日間で8000万回を超え、CNNテレビは「最高峰の調査報道」と絶賛した。

 問題の宮殿はロシア南部の黒海を望み、山手線の内側より広い7000ヘクタールの土地に立つコロニアル風大邸宅。延床面積は1万7000平方メートルで、11のベッドルーム、劇場や映画館、カジノやスパを装備。周囲には教会やワイナリー、プーチンがハマっている屋内アイスホッケー場も。詳細な見取り図や内装図、家具の価格も明かされた。

プーチンは2036年まで続投が可能に ©共同通信社

 宮殿は2004年頃から建設が進み、中断を経て完成した。資産価値は推定1000億ルーブル(約1400億円)で、政権の利益誘導で大富豪となった取り巻きの新興財閥が建設資金を提供したとみられている。

プーチン大統領の宮殿(ナワリヌイ氏のYouTubeより)

 宮殿をドローンで撮影したのは「反汚職基金」。この団体を主宰する反政府指導者のアレクセイ・ナワリヌイ(44)は昨夏に神経剤ノビチョクを投与されて重体となり、ドイツでの療養を経て、帰国直後の1月17日、当局に拘束された。

 スクープの“情報源”について、「豪華な内装や家具が頭にきた建設関係者が情報を提供した」と明かしたナワリヌイは、「世界最大の賄賂だ」と強調している。