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“マスク拒否おじさん”が記者に語った言い分……東大卒の頭脳をなぜトラブルに費やすのか

「逮捕されて捜査車両に乗せられる際も、『不当な警察権力の介入が行われたことは遺憾に思っています』と叫んでいました。勾留中もマスクをすることはなく、捜査員も着用させることを諦めたそうです」(全国紙社会部記者)

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 ピーチ・アビエーションの旅客機内でマスク着用をめぐり客室乗務員とトラブルになり飛行機を遅らせたとして、1月19日、大阪府警に逮捕された奥野淳也被告(34)。

送検時の奥野被告

CAの左手を捻って2週間のケガ

 事件の発生は昨年9月。釧路発関西空港行の機内で、奥野被告はCAのマスク着用のお願いを拒否した。離陸後も威圧的な態度で拒み続け、CAの左手を捻って2週間のケガを負わせたのだ。逮捕容疑は威力業務妨害と傷害、航空法違反。1月22日、大阪地検は起訴に踏み切った。

 事件後、奥野被告は「マスパセ(マスク未着用途中降機乗客)」という名義のツイッターを開設(“マスパセ”はマスク・パッセンジャーの意)。問題の本質はピーチ社の過剰反応であるとの主張を展開し、マスク着用を拒否するのは、自らの「健康上の理由」である、として、それ以上の説明は今に至るもしていない。

 実はこの人物、マスクを巡っては他にも大立ち回りを演じている。