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「昨夏、皇室ゆかりの品々を展示する皇居・三の丸尚蔵館と、札幌市の大倉山展望台でもマスク拒否トラブルを起こしています。11月には長野県松本市のホテルの食事会場で従業員にマスクと手袋の着用を求められると拒否し警察が出動。鑑識班が捜査する騒動となりました」(同前)

 なんともハタ迷惑な御仁だが、経歴から窺えるのはその秀才ぶりだ。大阪府郊外の実家の近隣住民が語る。

「奥野家といえば本家も分家も立派なお屋敷をお持ちです。お父さんは市役所に勤めていましたが、200坪超の土地を所有する大地主。今回事件を起こした子は、いうてみれば“ボンボン”です」

奥野被告のTwitter

東大時代は「とにかく理屈っぽくて浮いた存在」

 京都府屈指の名門・洛星高校を2005年に卒業、現役で東京大学法学部に進学した。大学の同級生に当時の印象を尋ねると、

「とにかく理屈っぽくて浮いた存在でした。“変人”って感じで。友達はほとんどいなかったのではないでしょうか。それでもサマースクールのサークルに入っていて、夏休みは長野の山小屋にいき、地元の小学生と交流していました」

 09年に東大大学院法学政治学研究科に進学。留学を経験した後、最近は明治学院大の非常勤講師として学生のレポートの添削をして生計を立てていた。逮捕時は家賃4万円ほどの茨城県内の団地に居住していた。

 起訴後、大阪地検は勾留を請求したが大阪地裁が却下。奥野被告は即日釈放された。奥野被告のSNSを通じて取材を申し込むと1月25日、本人が応じた。