どれだけ忙しくても仕事用デスクで昼食を食べてはいけない3つの理由
グーグルの「Gmail」が社食での雑談から生まれた理由
コンディションとは直接関係ありませんが、ランチは心がけ次第で、単なる栄養補給ではなく、ビジネスの武器として使うことが可能です。
DeNAでも、いつもデスクで食事をしていた人に、ランチはなるべく同僚と一緒に行くようにと勧めたところ、新たな人間関係が生まれ、仕事がしやすくなったという話を聞いたこともあります。有名なエピソードとしては、GoogleのGmailは、社食での雑談から生まれたという逸話があります。
ビジネスパーソンのコンディション低下を招き、新しい出会いや発見に遭遇する機会をなくす「デスクランチ」は、絶対に避けるべきでしょう。
どうしてもデスクから離れられず、お腹が空いたなら、ひとまずガムを噛んでその場をいったんしのぐというのも、ひとつの選択です。
1日や2日食べなくても平気な日本人ばかり
では、食事を摂るのに最適な時間はいつか。その答えは「腹が空いたな」と思った時間です。そのときどきの自分に合わせて、食事のリズムを調整することが大切です。
そもそも論として、お腹が空いていなければ、食べる必要はない。これが、私の考え方です。食べるか食べないかを選べるのであれば、食べないという選択をしています。
ただ、たとえば昼食を3時に食べてしまうと夕食に響きますから、そんなときには、お昼にバナナを食べるなど軽く済ませるといった工夫も必要です。また、夕食は、就寝までに胃の中を軽くしておくために、寝る2時間前までには済ませると良いでしょう。
私が感じているのは、そもそも日本人は過食だということです。食べ過ぎで、エネルギー過多になっている人が多く、1日や2日食べなくても平気な人ばかりです。私の周りには定期的に断食を行い、減量はもちろん集中力が高まり仕事にプラスになっているという人も大勢います。
毎日3食食べなければいけない、というのは、思い込みです。