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「菅さんも暗いが、枝野さんも暗い」…野党第一党の支持率が上がらないのは枝野幸男代表のせい?

「本当にダメだねえ」

 自民党幹部が思わずこう苦笑したのは、2月12日公表の時事通信の世論調査で示された立憲民主党の政党支持率だ。自民党の約7分の1の3.8%。菅義偉首相が指揮するコロナ対策の迷走に加え、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の問題発言というメガトン級の爆弾が炸裂したのに、野党第一党の支持率は上がらぬままだ。

コロナ禍では大好きなカラオケにも行けない ©文藝春秋

「菅さんも暗いが、枝野さんも暗い。野党人気が上向かないのは、ひとえに枝野さんの不人気のせい」(政治部記者)

 立憲の枝野幸男代表(56)も、菅氏の陰で地味に迷走し続けている。年内にある衆院選に向け、各選挙区で一定の固定票を持つ共産党との選挙協力は必須だが、いま一つ前に進まない。1月25日、ジャーナリストの田原総一朗氏と面会。国民民主党や共産との連合政権について「私は共産と組むことに抵抗はないが、党内にアレルギーがある。だから、あんまり表立って言えない」と吐露した。本音は共産との協力に前向きかと思わせたが、コロナ対策の特別措置法改正では立憲は自公とともに賛成に回った。共産が反対した事例については、「こういう形がいい」とにんまり。「優柔不断さは、国民民主党の玉木雄一郎代表と変わらない」(前出・記者)。