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岡田氏らの「新グループ結成」報道の裏側

 こうした枝野氏の姿勢が“誤報”につながったと見る向きも。「立民の岡田克也氏らが新グループ 共産との『連合政権』構想に反対」。読売新聞は2月4日、岡田氏ら党内の保守系議員約10人が「中道路線」を掲げて、小選挙区で勝つという意味を込めた「小勝会」を結成したとする記事を配信。しかし、岡田氏はツイッターで「不正確かつ不誠実な記事」と即座に否定。参加が報じられた小川淳也衆院議員も「共産党との距離感を話し合った記憶はありません」とツイッターで呟いた。

岡田克也氏 ©文藝春秋

「枝野氏が中途半端で対共産党の方針をきちっと打ち出さないから、思惑含みで記事を書かせる勢力がいるんです」(政治部デスク)

 かつて枝野氏は「私は政策の人と思われているが、実は政局の人だ」と強調したことがある。保守的な姿勢を売りにした安倍晋三前首相に対しては「私こそ保守本流」とことあるごとに標榜したが、「保守」と言わない菅氏が首相に就くと「保守」を封印した。

 立憲関係者曰く「定見があるように見えて、ないのが枝野氏。自称する通り単なる政局好きなのかもしれません」。だが政局好きのわりには、小池百合子都知事のように機を見るに敏でもないのが残念なところ。立憲の支持率を見ていると、政権交代は夢のまた夢だ。

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