2月12日、日本ハムの栗山英樹監督(59)が沖縄・国頭村の二軍キャンプを初めて視察。右肘靱帯断裂から復活を目指す斎藤佑樹投手(32)のブルペン投球を見終わった後、「本当によかったなあ。『どうしちゃったんだ、佑樹』っていうくらい。ああいう表情で野球やっているのを見ると、涙が出ちゃう」と絶賛した。
「今にも泣きそうな表情でコメントしていましたね。ただ、キャンプやオープン戦の時期に最も輝きを放つ斎藤を、栗山監督が『見捨ててないぞ』と褒めそやすのは日ハムの“風物詩”ですから(笑)」(番記者)
2019年はオープン戦から打者の手元で動くボールを駆使した投球が好調で「勝負できる!」と激励するも、監督肝入りのショートスターターや第二先発などに回されて未勝利。20年は「泥まみれになって野球をやる時。佑樹なら何か見つけられるはず」とハッパをかけたが、プロ入り初の一軍登板なしに終わった。
「いざシーズンが始まれば、ほとんど戦力として扱わないのがお決まりのパターンです」(前出・番記者)
そして引退も囁かれた昨オフ、350万円減の年俸1250万円(推定)で契約更改した斎藤。果たして投げられる状態なのか。