昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

阪神の新番長・西勇輝の“説教”に若手選手が困惑するワケ

 コロナ禍で無観客が続くプロ野球キャンプ。例年より選手の声がよく響く中、沖縄の阪神キャンプで存在感を発揮しているのが“虎のエース”西勇輝(30)だ。

 2月13日に今季ドラフト2位の伊藤将司、3位の佐藤蓮の二投手を呼び出し、“公開説教”したことで物議を醸した。番記者が語る。

「道具の扱い方やゴミ拾いなど、野球に対する心構えについて『目に余る』とカミナリを落としたのです。囲んだ番記者には『ヒール役でもいいから、言ったほうがいいなと思って』とドヤ顔で説明していました。去年までいた藤川球児や能見篤史、福留孝介ら“重し”になるベテラン勢が抜けたので、彼らの代わりを買って出ようとしています」

昨季は11勝を挙げ、エースの面目躍如

 そんな西に対し、周囲の反応は冷ややかだという。

「去年から若い投手陣を標的に、弁が立つ藤川を真似た説教をし始めたのです。ただ、現場からは『球児さんは叱ってもその後、必ずフォローしていたし、マスコミに内容をペラペラ話すこともなく、あくまで“内輪”で終わらせていた』とブーイングが。西は目立ちたがり屋なので、周囲に自分の力をアピールしたがる。暴走しても止めるベテランはおらず、若手たちは困惑しています」(球団関係者)

 新人にプロの先輩として“訓示”を垂れるのはまだ良しとしても、他に不安視されていることがある。

関連記事