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アフリカに救急医療を。全てのママに安心な出産を。国を越えた志高き女性の挑戦とは?

文春オンライン×CREAWEB特別企画②「ソーシャルビジネス×ジェンダー平等がもたらす地球の未来」

2021/03/25

 未来に向けて、地球的規模で解決していかなければならない多様な社会課題。その観点において重要なファクターとなる“ソーシャルビジネス”と“ジェンダー”という2つの視点をテーマに、グローバルなビジネスシーンで活躍する魅力的な人々にフォーカスした全6回の対談記事の2回目です。

「ジェンダー平等な未来の社会」について、今回お話しいただくフォラケ・オウォドゥンニさん(左)と、尾形優子さん(右)。
「ジェンダー平等な未来の社会」について、今回お話しいただくフォラケ・オウォドゥンニさん(左)と、尾形優子さん(右)。

 今回のテーマは「女性が会社を興すということ」。身近な気づきをもとに企業をスタートアップした2人の女性にご登場いただき、彼女たちの置かれている現状や将来への夢、また起業や社会進出を目指す日本の女性たちに向けたエールなど、想いを語っていただきます。

アフリカに、迅速・安全で、手頃な価格の救急医療を

フォラケ・オウォドゥンニさん(Emergency Response Africa Ltd CO-Founder & CEO/ナイジェリア)

ナイジェリアでEmergency Response Africa(ERA)を起業した、フォラケ・オウォドゥンニさん(左)。
ナイジェリアでEmergency Response Africa(ERA)を起業した、フォラケ・オウォドゥンニさん(左)。

 急な病気や怪我の場合、日本では誰もが迷わず「119」をコールすることだろう。そこには、電話をかけさえすれば、適切な処置を受けることができるという、救急医療体制への絶対的な信頼がある。

 しかし、フォラケ・オウォドゥンニさんの母国ナイジェリアでは、その概念は通用しない。ナイジェリアでは、約19万人に1台の救急車しかなく、専門の訓練を受けた救急隊員はほとんどおらず、緊急の際に連絡できる通信インフラも脆弱だ。そしてそのために、毎年20万人以上が交通事故や出産時の合併症、心血管疾患などで命を落としているのだという。

 この状況を変えたいと、フォラケさんは起業を決意。数年の準備期間を経て立ち上げたのが、Emergency Response Africa(ERA)だ。

自身の経験から救急医療の大切さを実感した。ナイジェリア国内では、未だこうしたインフラの整備が整っていないのが現状だ。
自身の経験から救急医療の大切さを実感した。ナイジェリア国内では、未だこうしたインフラの整備が整っていないのが現状だ。

――ERAは、「ResQ」と呼ばれるシステムを通じ、有事の際に迅速で安全な救急医療を提供するビジネスだとお聞きしました。

フォラケさん そのとおりです。サブスクリプションに参加している会員に緊急事態が生じた時、電話やSMSでERAに連絡をとれば、即座に専門的なトレーニングを積んだ医療スタッフが駆けつけ、10分以内に現場での医療ケアを行いますし、高度な治療が必要であれば適切な病院に搬送します。

――なぜそのようなビジネスをスタートアップしようと考えたのですか?

フォラケさん 4年前、私はカナダで暮らしていましたが、ある日の深夜、1歳半の息子が突然目を覚まして叫び始めたのです。わけが分からず、すぐに911(カナダ国内での救急通報ダイヤル)に電話をかけたところ、数分後には救急隊員が駆けつけて息子を診断してくれ、薬を投与してくれました。

 これがもしナイジェリアであったら、まるで状況は変わっていたと思います。電話する救急ダイヤルもないし、病院への搬送手段もないし、運よく病院まで行けたとしても、医師がいるか、必要な医療機材が揃っているかも分かりません。そしてそれはナイジェリアだけでなく、アフリカの多くの国が抱えている問題なのです。

 調べてみると、そこには大きな3つの問題がありました。1つ目は、救急車の台数が非常に少ないこと。2つ目は、救急車があっても機器や装備が整っていないこと。そしてもう1つは、救急医療のしっかりとした訓練を受けたスタッフがほとんどいないことでした。

――そこで起業を決意されたのですね。

フォラケさん もちろん、実現するまでには長いプロセスがありました。救急医療ビジネスというアイデアが浮かんだのは2017年で、そこからリサーチに1年以上を費やしました。私はオレゴン大学やロンドン大学で生物学や公衆衛生学を修めましたが、この間にさらにウォータールー大学で起業について学びました。

 企業としては2018年に設立しましたが、通信システムの開発にも時間がかかりましたし、スタッフのトレーニングも難しかったですね。救命救急が目的である以上、決して間違いがあってはいけません。慎重に準備を重ね、ようやく2020年12月に正式な運用を開始できました。

国際社会からのバックアップが大きな力に

救急医療というビジネスに賛同し、起業したフォラケ・オウォドゥンニさんとERAの仲間たち。
救急医療というビジネスに賛同し、起業したフォラケ・オウォドゥンニさんとERAの仲間たち。

――資金を確保するのにも苦労されたのではないですか?

フォラケさん 幸いなことに、JICAが開発途上国におけるビジネス・イノベーション創出に向けた起業家支援活動として行っている「Project NINJA(Next Innovation with Japan)」で実証調査を受託し、資金を得ることができたのです。さらにJICAからは、AIなどさまざまな技術を持つ日本の企業とコラボレーションする貴重な機会を与えてもらいました。

 こういった公的機関からの協力の大きなメリットは、「ヴィジビリティ(可視性)」が高まることですね。スタートアップ企業はどうしても認知度が低いため、JICAのような機関の協力を得ることで、潜在的なパートナーやユーザーに私たちのことを認知してもらうことができます。

 また、それによって、日本のような医療先進国のテクノロジーやシステムをアフリカのイノベーションに活用する機会を得ることもできます。

――さまざまな面でチャレンジを重ね、ようやく運用開始に至ったわけですが、今後の課題はどのようなところにありますか?

フォラケさん まだ起業したばかりで社会的な認知を得るまでの段階には至っていませんが、6月までに400ケース程度は対応できるようになるのではないかと想定しています。通信システムはかなり改善されてきましたので、今後の課題は搬送と医療をいかに提供できるかになっていくでしょう。

 私たちERAのミッションは、アフリカ全土に、迅速で、安全で、手頃な価格の救急医療を提供すること。そのために一歩、踏み出したばかりです。

起業家支援プロジェクト「Project NINJA」を立ち上げ

日本経済新聞社との共催にて2021年2月26日に開かれたオンラインピッチイベント「アフリカ新興テックピッチ決勝戦」。フォラケさんのピッチも視聴者から高い支持率を集めた。 ©Nikkei Inc.
日本経済新聞社との共催にて2021年2月26日に開かれたオンラインピッチイベント「アフリカ新興テックピッチ決勝戦」。フォラケさんのピッチも視聴者から高い支持率を集めた。 ©Nikkei Inc.

 途上国の国づくりを支えるため、ビジネスとして社会課題の解決を図り、質の高い雇用創出のきっかけとなる起業家の育成に向け、JICAは昨年、「プロジェクトNINJA(NINJA = Next Innovation with Japan)」を立ち上げました。

 その一環で、コロナ時代の革新的なビジネスモデル・テクノロジーを生み出すスタートアップ支援のため、アフリカ地域19か国において、ビジネスプランコンテスト「NINJA Business Plan Competition in response to COVID 19」を実施。そしてこの度、応募総数2,713社の中から10社を選定し、日本経済新聞社との共催にて2021年2月26日にオンラインピッチイベント「アフリカ新興テックピッチ決勝戦」を開催しました。

 このイベントでは、ERAをはじめ、アフリカ各国から選抜された優秀なスタートアップ10社の経営幹部らが登壇。公共サービスが今なお不十分なアフリカで、13億人の巨大マーケットのニーズに応え、社会的課題の解決を目指す各企業の新しいビジネスプランを、オンラインピッチの形式で発表し、熱意あるピッチを繰り広げました。

 ピッチ終了後、視聴者参加によるオンライン投票により最優秀企業を選抜すると共に、日本企業からの投資や事業連携などのアワードが発表されました。フォラケさんのピッチを含め、アフリカの未来に向けた社会的課題の解決の足掛かりとなるテックビジネスのスタートアップに、世界が熱いまなざしを注いでいます。

すべてのお母さんに、安心・安全でハッピーな出産を

尾形優子さん(メロディ・インターナショナル株式会社CEO)

周産期医療を遠隔でも可能にしたプラットフォームを提供する、メロディ・インターナショナルの尾形優子さん。
周産期医療を遠隔でも可能にしたプラットフォームを提供する、メロディ・インターナショナルの尾形優子さん。

 日本の周産期医療(妊娠22週から出生後7日未満までの期間における医療)は世界屈指のレベルを誇る。しかし、産科施設は減少傾向にあり、地域によっては通院が妊婦の大きな負担になっている場合もあるという。

 一方、母子健康手帳を含めた妊婦健診体制が整っておらず、専門医も不足している開発途上国では、通院どころか適切な周産期医療を受けることもままならず、妊産婦死亡率および周産期死亡率ともに高いままだ。

 こうした状況を改善し、世界中のお母さんがより安心・安全な出産ができるソリューションはないか。そう考えた尾形優子さんは、周産期遠隔医療のプラットフォームの構築を目指し、「メロディ・インターナショナル」を設立した。

開発途上国での成功がモチベーションを与えてくれた

診療所用の電子カルテの開発事業に関わったことが、遠隔医療プラットフォームの開発に繋がった。
診療所用の電子カルテの開発事業に関わったことが、遠隔医療プラットフォームの開発に繋がった。

――尾形さんは、京都大学大学院で原子核工学を修め、その後香川県の鉄鋼会社に勤務されていたとお聞きしています。その尾形さんがなぜ、医療機器の事業をスタートアップされることに?

尾形さん 鉄鋼会社に在籍している時、診療所用の電子カルテの開発事業に関わったのが、医療ITに携わるきっかけとなりました。インターネットを使って病院同士がデータを共有するシステムを開発したのですが、そこで気づいたのが、産婦人科では患者さんのデータのデジタル化が全く進んでいないということ、それによってさまざまな課題が生じていることだったんです。

 電子カルテの有用性は実感していましたので、妊婦さんの情報をデータ化して管理できる産科用電子カルテの開発をしたい、と考えるようになりました。

――それが最初の起業につながったんですね?

尾形さん はい、2002年に周産期電子カルテの開発販売を行う会社を起業しました。といっても当初はどの病院でも診療所でも全く相手にされなかったのですが(笑)、3年後ぐらいから導入してくださるところが増え始め、次第にビジネスが軌道に乗って売り上げも伸びていきました。

 一方、私は電子カルテ事業と同時に、遠隔医療や僻地医療にも取り組みたかったのですが、企業内起業ってすごく難しいんですよ。それで、退職して自分で新しい会社を立ち上げることにしました。もう、やむを得ず(笑)。

――そうして設立されたメロディ・インターナショナルで、遠隔医療プラットフォームの開発をスタートされたわけですね。

尾形さん 2017年に、手のひらサイズの分娩監視装置「プチCTG」を使用する独自のプラットフォーム「Melody i(メロディ・アイ)」のサービスを開始しました。2色の「プチCTG」のうち、一つで胎児の心拍を、もう一つで妊婦さんのお腹の張りを計測し、そのデータを「Melody i」を通して産婦人科医に送信できるシステムです。

 医師と妊婦を日常的につなぐことができるので、通院の負担も減りますし、もし異常が見つかれば、医師による迅速な判断と処置を仰ぐことができます。

尾形優子さんとメロディ・インターナショナルの仲間たち。
尾形優子さんとメロディ・インターナショナルの仲間たち。

――デバイスの開発、プラットフォームの開発、さらに医療機関との連携と、難しい課題が多々あったのではないかと思われます。

尾形さん 事業化には本当に苦労しました。医療機器の開発は時間と資金を要します。しかも私たちは開発から事業化まですべて自分たちで行ってきたので、薬事認証などさまざまな高いハードルがあり、難しかったですね。

――それを乗り越えられたのはなぜですか。

尾形さん じつは、海外での経験が力になったんですよ。Melody iは2018年に本格的な国内販売を始めたのですが、それ以前から、海外での事業展開もスタートさせていたんです。

 そのきっかけになったのが、タイのチェンマイです。チェンマイには25の公立病院があるのですが、そのうち産婦人科医が常駐しているのは6病院だけ。それ以外の病院は山岳地帯に位置していて、そこにたくさんの妊婦さんが通っているという状況でした。

 チェンマイの山岳地帯のように産婦人科医のいないエリアでは、Melody iが非常に有効なソリューションとなりました。そしてチェンマイをきっかけにミャンマー、ブータン、南アフリカなどに事業を横展開することができ、その成功が私たちのモチベーションにつながったんです。

――日本国内より先に、海外の開発途上国で真価を発揮することができたわけですね。そこでは何か公的機関のサポートがあったのですか?

尾形さん チェンマイでの事業は、2017年にJICAの「草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)」として採択されました。もともと、香川県を中心とする遠隔医療支援プロジェクト実行委員会が「タイにおける妊産婦管理及び糖尿病のための遠隔医療支援プロジェクト」に取り組んでいたのですが、そこにメロディ・インターナショナルも加わり、プチCTGの提供をはじめ、さまざまな運用に携わることできました。これはとても大きなステップになりました。

――そうした成功事例が、日本での展開にも役立っているというわけですね。

尾形さん はい、通院が困難なエリアがあるのは日本でも同じことですから。一方で、産婦人科医の仕事はとてもハードワークで、24時間いつ分娩が始まるか、緊急対応が必要になるか分からない。しかももし何かあったら医療過誤で訴訟となる場合もありうるという厳しい状況で、離職を選ぶお医者さんもいるわけです。

 そのギリギリのところに、Melody iのようなシステムを取り入れてもらい、妊婦さんとお医者さんがデータを共有してコミュニケーションを図れれば、少し余裕が生まれるのではないかと。そしてみんながハッピーになれるんじゃないかな、と思っています。

 Melody iは、妊婦さんだけではなく医師や看護師にとってもメリットのあるシステム。まだまだスタートアップですので、もっと認知を広げていきたいと頑張っています。

一歩ずつでも前へ進めば、ドアは必ず開く

医療ビジネスの未来に向けて、オンラインで真摯に意見を交わすフォラケさん(左)と、尾形さん(右)。
医療ビジネスの未来に向けて、オンラインで真摯に意見を交わすフォラケさん(左)と、尾形さん(右)。

――ナイジェリアのフォラケさんと香川県の尾形さん、遠く離れたところで活躍されているお2人を結んでの遠隔対談ですが、共通する想いもたくさんあるのではないでしょうか?

尾形さん フォラケさんが救急車の話をされていましたが、実は日本の救急車にも胎児の状態を確認できる機材は搭載されていないんです。分娩の時に命を落とす妊婦さんは世界で1年に200万人いるといわれていますが、1分でも早く処置できたらその数が少しでも減らせるのではないかと思います。

 そのためにも、まずは日本の救急車すべてにMelody iを乗せてもらえるよう、働きかけていきたいと思いました。

――フォラケさんと尾形さんの事業がコラボレーションできれば、すばらしいマッチングになりますね。

フォラケさん そうですね、とてもすばらしいコラボレーションの機会だと思います! 出産は世界でも救急搬送や救急医療のトップ3に入る要因です。こういったデバイスにアクセスして胎児の状態を確認できれば、救急隊員にとってとても有効だと思います。

尾形さん ERAのボードメンバーは女性が多くて、とてもうらやましい。日本ではまだ経営チームには女性が少ないように感じるのですが、とくに医療のビジネスにおいては、女性が参画することで、よりきめ細やかな経営ができるのではないでしょうか。

フォラケさん ERAのボードメンバーは当初女性がほとんどでしたが、逆に今は徐々に男性が増えて、バランスが変わりつつあります。日本では女性が少ないというのは、何が障壁となっているんですか?

尾形さん うーん、難しい質問ですね(笑)。日本では経営は男性が担うものという文化が長年続いていたので、その影響が残っているのかもしれませんね。

 今は徐々に女性が経営チームに加わることも増えてきていますので、それが当たり前になった時に、日本のビジネスのあり方も大きく進歩するのではないかと思います。ただ、今の時点では手をあげてくれる女性が見つかりにくいのが実情です。私の会社で、海外から女性マネージャーを迎えたりできたら、その進歩も加速する気がしますね。

フォラケさん アフリカにも優秀な女性がたくさんいますよ! 日本語が話せないかもしれませんが(笑)。

尾形さん だったら私がもっと英語を勉強しなきゃね(笑)。

――社会のあり方や個人のライフスタイルが急速に変化する今、10年後にはビジネスシーンも大きく様変わりしているかもしれません。お2人は、ご自身のビジネスを通して、10年後の世界をどう変えていきたいですか?

フォラケさん アフリカのどんな国や地域でも、何かあったらERAを利用して10分で救急医療を受けられるようにすることが私の夢。10年後には、カナダやアメリカで救急車を呼ぶ時に「911に電話して!」と言うのと同じように、アフリカで「ERAに電話して!」と言ってもらえるぐらい、認知度が高まったらうれしいですね。

尾形さん 妊娠や出産はとてもハッピーなことなのに、世界ではまだまだ妊娠によって命を落とす女性が多いことも事実です。そんなことが少しでも減らせるよう、世界中の妊婦さんにMelody iを届けることが私の夢なんです。だからそのために10年後も頑張っている最中かな。

――10年後のビジネスシーンで活躍したいという意欲のある女性は世界中に大勢いると思います。そうした女性たちに向けて、最後にお2人からエールをいただけますか?

フォラケさん 20代後半から30代にかけての女性には、ユニークなアイデアや大きな志を持ち、起業に挑んでみたいと思っている人もたくさんいると思います。でも、その年代はちょうど、家族を持つ時期とも重なるので、家族をとるか、ビジネスをとるか、選択を迫られることもあるでしょう。

 でも、私の例を見てもらえれば分かるように、それを両立することは、簡単ではないけれど可能です。1歳半で救急医療のお世話になった息子も今では5歳になり、私の仕事のこともだいぶ理解できるようになりました。それが私にはとても幸せです。

 小さな一歩でも前に進めば必ずドアが1つずつ開いていく。それを、多くの女性に知っていただきたいですね。

尾形さん 本当にそうですね。女性は妊娠・出産でどうしても仕事を離れざるを得ない場合がある。けれど、私の会社では、そういう女性スタッフをサポートし、キャリアアップにつなげる体制を徐々につくってきましたし、そういう企業は他にもあると思いますので、決してあきらめないでほしい。

 本当にやりたいことや夢があれば、たとえ社会に一度や二度否定されても、負けずに、根気よく挑戦し続けてほしいです。そうすれば必ず夢は叶うと思っています。

Folake Owodunni (フォラケ・オウォドゥンニ)
Emergency Response Africa(エマージェンシー・レスポンス・アフリカ) CEO & Co-Founder。ナイジェリア出身。救急医療体制が未整備なナイジェリアで会員制の緊急医療ケアサービス「ResQ」を展開する。AIを活用した緊急治療の判断システムの導入を検討。


尾形 優子 (おがた・ゆうこ)
メロディ・インターナショナル株式会社 代表取締役。京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻。インターネットと医療ICTの創成期からの経験を生かし、妊婦と赤ちゃんの周産期遠隔医療プラットフォーム「Melody i」の構築とビジネス化を目指す。

独立行政法人国際協力機構(JICA)
https://www.jica.go.jp/

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