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連載シネマチャート

ユニセックスモデルは「ミス・フランス」になれるのか 「MISS ミス・フランスになりたい!」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

24歳の青年アレックス(アレクサンドル・ヴェテール)は、パリの場末にあるボクシングジムで雑用係として働いている。ある日、幼馴染のエリアスがジムを訪れる。ボクサーになる夢を叶えたエリアスに刺激を受け、アレックスは幼い頃に封印した「ミス・フランスになる」という夢への挑戦を決意する。両親を交通事故で亡くしていたアレックスは、下宿先の家主や個性的な住人たちと、家族のような関係を築いていた。彼らの助言や協力を得て、男性であることを隠し、アレクサンドラとしてコンテストを勝ち進んでいく。

〈解説〉

ユニセックスモデルが演じる主人公が、“本当の美”や“ありのままの自分”に向き合い、成長する姿を描く。監督・脚本(共同)は、本作が日本初上映となるルーベン・アウヴェス。107分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆主人公の情熱と努力に、たじたじ。華やかなショーやファッションは目を楽しませるが、ドラマとしては予定調和では?

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆男女の相互乗入れは昔からあったという正論を、苦労して述べている。もっと省略を利かせ、コメディ仕立てを生かしたい。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆手術せずに大会に挑むアレックスの美貌に目が釘付け。性別の檻から抜け出し、己を晒す場にミスコンを選ぶ作品に拍手。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆ミスコンという保守的な装置を逆利用した攻め方に驚いた。新しい戦いに挑む『ロッキー』の応用形とすら呼びたくなる!?

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆夢を諦めない主人公の内在より放射される美しさ。ジェンダー・アイデンティティからの女性への探求。衣裳もお洒落。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
© 2020 ZAZI FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 2 CINEMA - MARVELOUS PRODUCTIONS

『MISS ミス・フランスになりたい!』(仏)
シネスイッチ銀座ほか全国公開中
https://missfrance.ayapro.ne.jp/

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