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上級会員コースは10万円

 前述の、佐竹の“パパ活”について証言した人物は「佐竹さんは交際クラブの紹介で複数の男性会員と逢瀬を重ねている」と明かす。この人物、実は佐竹が登録している交際クラブ「A」の元従業員なのだ。

「『A』は業界では中堅クラスで、男性の場合、入会金と年会費を支払えば会員になれます。一般会員コースだと入会金と年会費あわせて5万円、上級会員コースだと10万円です。女性会員は会員専用のサイトから見られるようになっていて、定期的におすすめの女性会員を紹介するメールも送っています。佐竹さんのような芸能人を紹介するのは上級会員のみです。

 目当ての女性会員が見つかったら、年会費とは別に『セッティング料』を交際クラブに支払います。その後に肉体関係に進む場合は、女性会員に『お手当』を手渡しするというシステムです」(同前)

 佐竹が「A」に登録したのは、今年のことだという。

2月25日、高級ホテル「X」から出てきた佐竹 ©文藝春秋

「個人で愛人斡旋をしているZ氏からの紹介で、うちの男性会員に佐竹さんを紹介することになりました。佐竹さんを男性会員に紹介する場合は、セッティング料の中からZ氏にもバックが入るようになっています」(同前)

 Z氏とは一体何者なのだろうか。

「Z氏は港区界隈で顔が利く人物で、経営者など金持ちの男性や、芸能関係の女性にも知り合いが多い。高値が付きそうな女性をスカウトして交際クラブに紹介したり、知り合いの男性と直接引き合わせたりしている。Z氏のように、女の子を交際クラブに登録させてマージンを取る個人業者は結構多いですよ。たいてい女の子は複数のクラブに登録している。佐竹さんもZ氏を通して、『A』以外のクラブにも登録しています」(同前)

パパ活は売春にあたる可能性もある“グレー”な小遣い稼ぎ

 いま“パパ活”は大きな社会問題になっている。

「パパ活関連の事件はこの数年で急増しています。たとえば、2018年7月には不動産会社役員男性が、会員制交際クラブで知り合った当時28歳の女性を、急性覚醒剤中毒にして殺害したとして、翌年3月に逮捕されました。2020年2月には、無職の男性がマッチングサイトでパパ活をよそおい勧誘した約200名の女性らのわいせつ動画を撮影し、動画配信サイトにアップし、逮捕されています。

佐竹(本人のインスタグラムより)

 これまでにも売買春が目的の男女がトラブルになり事件化することはありました。しかし“パパ活”という気軽な言葉が登場したことで、見知らぬ男性と会うことへの女性側の心理的ハードルが下がったという側面もある。売春にあたる可能性もある“グレー”な小遣い稼ぎですが、ネットやSNSの隆盛で益々身近なものになっています」(全国紙社会部記者)

 特にコロナ禍では生活不安からパパ活に身を投じる女性が増えているとも言われている。「文春オンライン」でも、ジャーナリストの秋山千佳氏が、アルバイトがなくなった女子大生や、フライトが激減したCAがパパ活で糊口をしのぐ現状を報じている。

 取材班は今回、ある交際クラブの男性会員からあるメールを入手した。そこにはこんな文面が綴られていたのだ。