昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「引退なんてしません」梶芽衣子が語った「アルバム発売中止」トラブルの真相

 東映映画「女囚さそり」シリーズ(1972年~)のヒロイン・ナミとして、70年代の“強い女”の象徴となった女優・梶芽衣子(73)。ナミの爽快なまでの復讐ぶりは、米国のクエンティン・タランティーノ監督など世界中にファンを生んだ。テレビドラマ「鬼平犯科帳」の女密偵・おまさ役でも知られ、また「女囚さそり」の主題歌「怨み節」など、歌手としても活動してきた。

1965年、日活からデビュー ©文藝春秋

 昨年には16年ぶりの映画「罪の声」に出演し、ファンを喜ばせた梶。だが3月4日、突然、ブログで3月発売を予定していた新作アルバムの発売中止と共に、ブログやツイッターの閉鎖を発表。「病気では?」「ひょっとして引退?」などと憶測を呼んだ。

「週刊文春」の取材に応じた梶が、「私は恥ずかしいくらい元気です」とした上で、発売中止の理由を明かした。

©共同通信社

 発端は、パソコンを使えない梶が、SNSの管理を30代後半の知人女性Aさんに任せたことだった。Aさんと、その夫である作曲家は、名匠・増村保造監督が梶のために遺した詩に曲をつけ、アルバムとして発売することを提案。

「そりゃ、嬉しかったですよ。でも、その話は昨年5月にスタートしたのに、5カ月経っても曲が出来てこない。しかも一度もキー合わせもしない。『大丈夫かしら』と不安になって、何度も連絡してようやく出来上がったんですが……」

 曲を聞いて、梶は愕然としたという。