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自民党が森下千里を擁立した理由……“握る力”で有名な立憲民主・安住淳は「ゴルフなら負けないよ!」

「お年寄りは『めんこい子が来たねえ』ぐらい思うかも知れないけど」

 発言の主は、立憲民主党の安住淳・国会対策委員長(59)。「めんこい子」とは、3月14日に自民党宮城五区支部が次期衆院選擁立を決めた元グラビアアイドル・森下千里氏のこと。安住氏は森下氏がゴルフのインストラクターであることに触れ、周囲に「ゴルフなら負けないよ!」と軽口を叩く余裕を見せている。

立憲民主党の安住淳・国会対策委員長 ©共同通信社

 安住氏は菅義偉首相と同じ96年初当選。8回連続小選挙区で勝ってきた。

「自民党の地方議員とも良好な関係を保ち、過去の自民候補は5区の中心である石巻市に事務所を持てないほど『安住網』が張り巡らされている。自民党との貸し借りの『握り』が上手い」(政治部記者)

 森下氏を自民党宮城県連側に紹介したのは宮城を地盤とする和田政宗参院議員。「なんで名古屋生まれの元グラドルを?」と疑問の声も飛んだが、関係者の本音は「渡りに船」(地元記者)だという。近年の選挙ではダブルスコア近い圧勝が続く安住氏相手に、手を上げる候補者もいない中、「知名度があるので、勝てなくても“やってる感”を演出できる」(同前)のだ。