昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

球場飯でもわかる福岡ソフトバンクホークスが強い理由

2021/04/03

source : 提携メディア

genre : エンタメ

球場飯でもわかる福岡ソフトバンクホークスが強い理由

 

球春到来。プロ野球の季節が帰ってきた。
今年の開幕が例年以上に格別なのは、そこに「ファン」も同居しているからだ。まだまだ入場制限があるとはいえ、ファンの反応と拍手に包まれた開幕戦は、昨年の「3カ月遅れでの無観客開催」を思えば祝祭のようだった。

野球開幕と共に、SNSのタイムラインで賑わいを見せたのは「スタジアムグルメ」「球場飯」の投稿だ。誰よりも早く「スポーツ×グルメ」の極上の組み合わせを満喫している人たちがたまらなくうらやましい。そんな「スタジアムグルメ」「球場飯」をさらに味わい尽くすためのオススメ本を2冊紹介したい。

『スタグル大百科』の「A5ランク宮崎牛贅沢肉弁当」

Jリーグとプロ野球が開催される日本全国の「スタジアムグルメ」&「球場飯」に特化したグルメ本が今年2月に発売された『スタグル大百科』(サンエイムック ELGOLAZO BOOKS)だ。160点以上の球場グルメ写真を眺めているだけで幸せな気持ちになる。

『スタグル大百科』サッカー新聞 エル・ゴラッソ/三栄書房

球場飯はもはや日本のスポーツ文化のひとつ、と言っても間違いない。筆者も、かつて野球専門サイトで「野球とカレー」という連載コラムを担当したことがある。球場ごとにカレーの味が違うのはもちろんのこと、その球場・球団ごとの「カレー誕生物語」がどれも個性的でネタには事欠かなかった。

本書でも、球場グルメの代名詞といえる「カレー」はもちろんのこと、「映えるスタグル」「絶品スイーツ」「対決系スタグル」「ガッツリ系スタグル」「ご当地スタグル」……などなど、さまざまな切り口からスタジアムグルメ・球場飯が紹介されていて壮観だ。

球場グルメは値段が高いのにおいしくない!というのはもはや過去の話。近年はどの球場・スタジアムでも食に対する戦略が凄まじく、スポーツビジネスとしての視点で見ても大きな意義がある。

筆者は、この『スタグル大百科』に、そんな「スポーツビジネスにおける球場グルメの重要性」にまつわる記事を執筆している。取材先は、4年連続日本一の福岡ソフトバンクホークス。競技面だけでなく、グルメ領域でもそのトップランナーぶりに驚かされた。