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連載シネマチャート

リゾート地で突然のタイムリープ…二人は永遠にバカンスを過ごすことになるのか? 「パーム・スプリングス」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式に参列しているサラ(クリスティン・ミリオティ)は幸せムードに馴染めずにいた。アロハシャツと短パン姿で浮いている参列者のナイルズ(アンディ・サムバーグ)に興味を抱き、砂漠の真ん中でその場だけの関係を持とうとすると、突然迷彩服姿の男(J・K・シモンズ)にナイルズが襲撃される。ナイルズを追いかけて洞窟に逃げ込んだサラは、奇妙な光に包まれる。その瞬間から、眠りに落ちるたびに結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められる。ナイルズはすでに同じループにハマっていて、数え切れない「今日」を生きているという。2人は永遠の「今日」を生き続けなければならないのか?

〈解説〉

タイムループにハマった男女のロマンスを描くラブコメディ。監督は本作で長編映画デビューとなるマックス・バーバコウ。90分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆タイムループという奇想は面白いが、くどくて、さすがにダレた。主役カップルよりJ・K・シモンズ、もっと見たかった。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆念入りに設計されたロマンティック・コメディ。反復の底に潜む憂鬱と長つづきする愛情を結びつける手際が秀逸だった。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆緩くてバカバカしいコメディかと思いきや同じ目覚めを繰り返す恐怖に己を重ねると存外に深い諦念を。結末に救われた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆時間のループ構造特有のクドさは残るが、仄暗い虚無と死生観を盛り込み確かな新味あり。ドリーミーな音楽と色彩が抜群。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆90分に収まった良い塩梅のタイムループ。好印象の主演2人と永遠の1日。愛や幸せの強制をしない気楽さ。物足りなさも。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『パーム・スプリングス』(米、香港)
4月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
https://palm-springs-movie.com/

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