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「笑点」座布団運び37年の“山田くん” 4階建ての自宅“座布団御殿”のお値段は?

“世界最長の演芸番組”としてギネス記録も持つ「笑点」(日テレ)が、5月で放送開始55周年を迎える。

 番組開始時より続くのが看板コーナーの「大喜利」だが、55年のうち37年間、座布団を運び続けているのが“山田くん”こと山田隆夫(64)だ。

 座布団運びは、かつて毒蝮三太夫(85)も二代目として務めた由緒ある役柄。

「前任者が大柄だったことから次は小柄な人が面白いと、1984年、当時の司会者、五代目三遊亭圓楽がかつて番組内のコーナー『ちびっ子大喜利』出演者だった山田を指名した。当時山田は28歳。最初の妻との離婚による慰謝料等で借金も抱えていたこともあり即決。今や大喜利メンバーでは林家木久扇(83)に次ぐ古株となった。司会者の春風亭昇太(61)も先輩の山田を“さん”“くん”と呼び方が一定しない」(放送記者)

20歳の頃にはプロボクシングのライセンスも取得 ©文藝春秋

メンバーとの確執で「ずうとるび」脱退

 山田は73年、『ちびっ子大喜利』出演者5人でバンド「ずうとるび」を結成。唯一の楽器経験者であり、初期のシングルには山田が作詞作曲したものもある。75年には「初恋の絵日記」で紅白出場も果たした。

「だが、当初から他のメンバーとの確執が噂され、結婚とともに77年脱退。ずうとるびも82年に解散した」(ベテラン芸能記者)