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「エリート同士の結婚だけど…」ハイスペ夫を選んだ女性が離婚を悩むワケ

その晩、Rさんがとった行動は、夫と話し合うことではなく、夫の携帯電話を盗み見て、浮気をたしかめることだった。「“完璧な妻”だと思い込んでいた私が、まさか浮気されているなんて認めたくなかった」。

夫の携帯電話に残されていたのは、「忙しくて料理も手抜き」「育児に夢中でオレは無視されている」など、浮気相手の女性にこぼすRさんへの不満だった。それに対し、浮気相手の女性は「私だったら、あなたのことをもっと大切にするのに」などと、いちいち丁寧に夫をいたわる返信をし続けていたという。

「ふたりの絆が深いことを知ってショックでした。でも、私は離婚したくない。ここまで完璧に頑張ってきた私の人生や、“エリート同士の結婚”に傷をつけたくないんです」

Rさんは現在、夫には浮気を知ったことを打ち明けないまま、夫と浮気相手への制裁を検討中だという。

大学卒業と同時に結婚、専業主婦として娘を育ててきた

【CASE2】「ハイスペック×DV夫」から離婚を切り出された妻

「離婚を言い渡されました」と相談に訪れたYさんは、中学生の娘を持つ40代の専業主婦。6歳年上の夫は、有名大学を卒業後、大手の銀行で働いた後に代々続く実家の問屋を継承している、自称「ハイスペック夫」だ。

ふたりが知り合ったのは、Yさんが20歳の時。「箱入り娘」として大切に育てられたYさんと会った瞬間、「今どきまだこんなに清純そうな“お嬢さん”がいたのか」と感激した夫はYさんにその場でプロポーズしたとのこと。「実際、ずっと女子校で育った私は、初めて付き合う男性が主人でした」というYさんは、大学の卒業を待って結婚。以来、専業主婦のかたわら、一人娘を育ててきた。

私は「男の子を産む機械」だと思われていた

「オマエは社会の厳しさを知らなさすぎる」「オレが教育してやらなければダメだ」などという理由のもと、夫のDVがはじまったのは結婚後、しばらくしてからだったという。

「もともとノンビリした性格の私は、食事の支度も遅く、子育ても器用にできなかった。だから、『夫がイライラして私に暴力をふるうのも仕方ない』とあきらめてしまっていた部分もあります」