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「酒鬼薔薇聖斗」を名乗った加害男性の手紙も途絶え 連続児童殺傷事件から24年

source : 提携メディア

genre : ニュース, 社会

「なぜ淳が」思い変わらず 連続児童殺傷24年に遺族―神戸

 神戸市須磨区で1997年に起きた連続児童殺傷事件で、土師淳君=当時(11)=が殺害されてから24日で24年。父親の守さん(65)は弁護士を通じてコメントし、「淳に対する思いは変わらない。なぜ命を奪われなければいけなかったのか、納得する真の解答を求め続けている」と心境を明らかにした。

 加害男性からは医療少年院を仮退院した2004年から毎年、命日前に手紙が届いていたが、18年以降は途絶えている。守さんは「手紙を書く作業は事件に真摯(しんし)に向き合うための重要な手段だ。受け取るかどうかとは関係なく書いてほしい」と求めた。

 18年に解散した「全国犯罪被害者の会(あすの会)」の元会員有志で設立した「つなぐ会」は、新型コロナウイルスの影響で十分活動ができていないという。「犯罪被害者の置かれた環境は大きく改善したが、まだ多くの問題が残されている」と指摘した。

 事件では小学生5人が襲われ、小学4年だった山下彩花さん=当時(10)=と同6年の土師君が死亡。「酒鬼薔薇聖斗」の名で地元新聞社に犯行声明が届き、当時14歳の加害男性が逮捕された。

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