昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

箱根駅伝アンカーがわいせつ逮捕 神奈川県では青少年の“結婚を前提としない性欲に基づく性交”は処罰される?

 逮捕されたのは、大逆転劇の立役者だった。18歳未満の女子高生にわいせつな行為をしたとして神奈川県警は5月19日、県青少年保護育成条例違反などの疑いで、駒澤大4年のA容疑者(21)を逮捕した。

 全国紙社会部記者の話。

「Aは昨年12月20日と今年1月17日、当時17歳だった神奈川県立高校2年の女子高生とホテルで性交した疑いで逮捕されました。女子高生とはマッチングアプリで昨年10月に知り合い、お金の受け渡しはなかったようです」

 今年の箱根駅伝でアンカーを務めたAは1月3日の復路10区で先頭の創価大を追い抜き、総合優勝に大きく貢献。逮捕容疑となった女子高生とは、コロナ禍の中、レースの直前と直後に逢瀬を重ねていた形だ。

大手町をスタートする選手たち ©共同通信社

「ただ、アプリは18歳以上でなければ登録できない仕様で、Aも『18歳と思っていた』と供述している。一方、女子高生は『後に17歳と明かした』としており、両者の主張は食い違っています」(同前)

 とはいえ、2人の年齢差はわずか4歳。少し待てば女子高生も18歳となっていたはずで、逮捕に疑問を持つ声がないわけではない。実際、司法関係者も「最高裁もその点は考慮しており、真剣な交際の場合はたとえ性行為であっても『淫行』とはいえないと過去の裁判で判示している」と話す。