昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載シネマチャート

運転マナートラブルからサイコパスに追い回されることになったシングルマザーの運命は… 「アオラレ」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

美容師のレイチェル(カレン・ピストリアス)は、離婚したばかりの元夫からの異議申し立てや、家計のやりくりに悩まされていた。寝坊したある朝、車で顧客の元に向かいがてら、15歳の息子のカイル(ガブリエル・ベイトマン)を学校に送る途中で、酷い渋滞に遭遇する。遅刻を理由に顧客から電話でクビを告げられ、最悪の気分になった彼女は、青信号で動かないピックアップトラックに、クラクションを乱暴に鳴らしてしまう。運転手の男(ラッセル・クロウ)からマナーを注意されても謝らなかったレイチェルは、カイルを学校に送り届けた後も男に無謀な運転で追いかけられ、彼女の身近な人たちが次々と危害を加えられていく。

〈解説〉

運転マナーのトラブルから、シングルマザーがサイコパスに追い回されるスリラー。『幸せがおカネで買えるワケ』のデリック・ボルテ監督作。90分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆スピルバーグ監督『激突!』には遥かに及ばないが、「母は強し」的な度胸と知恵を新味として90分間キッチリと見せる。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆スターを生かしたB級映画を狙ったのだろうが、スターが邪魔する低予算映画に落ちている。妄執の質があまり高くない。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★評を書くのも恐ろしい絶対に出合いたくない相手。だが己の身は己で守れという展開に目が釘付けに。細胞が活性しそう。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆良きB級映画。ピリピリした世相を反映するワイドショー化した『激突!』の趣。作劇は典型的な三幕構成を使っている。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆タイトルでトップギア、久々にすっからかんな狂気のドライブ。クロウの交通違反教習ビデオという妄想で笑い飛ばす。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2021 SOLSTICE STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

『アオラレ』(米)
5月28日(金)より全国ロードショー
https://movies.kadokawa.co.jp/aorare/

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー